木の温もりとナチュラルな雰囲気が魅力の、木製食器。
いつものお料理をのせるだけで、まるでカフェのごはんのようにおしゃれな雰囲気にしてくれますよね。

こちらの記事では、「でも木製の食器って、お手入れが大変なんじゃ、、、」「使う時のポイントって?」という疑問を解決します!
また、自然素材ならではの長所も含め、木製食器の魅力をたっぷりとお伝えしますので、ぜひ参考にしてみて下さい♪

食卓がおしゃれ&可愛くなる!だけじゃない、木製の食器の魅力

木の器は食卓を明るく、ナチュラルな雰囲気を演出してくれますので、写真映えも抜群!
それ以外にも、以下のような魅力がありますよ。

自然素材ならではの心地よさ
本物の木をけずったり、くり抜いたりして作られる木の器。自然の木目が美しく、まるで日当たりの良いカフェでモーニングをしているような、リラックスした気分になれそう♪ 木目は人間が心地よさを感じる「1/Fゆらぎ」を持っていますので、癒し効果もあるかもしれませんね。
陶器やガラスに比べて割れにくい
木の器は、陶器やガラスの器に比べて割れにくいという特徴があります。万が一落としてしまっても安全なため、お子様の初めての食器としても人気です◎
断熱性がある
木は熱を通しにくいという性質をもっています。そのため、木製の食器に入れることで「温かいお料理を温かいまま長く楽しむ」ことができます。また、内側に熱を保つため、手のひらに伝わる温度が優しいというところも特徴です。

意外と簡単♪ 木製食器の使い方&お手入れの方法

「ちょっと難しそう、、、」と思われがちな木製食器の使い方・お手入れですが、実は意外と簡単。
以下のことに注意すれば、気軽に長く使うことができます♪

洗う時はさっと水洗いを
木製の食器を使い終わったら、さっと水洗いをして乾拭きするか、風通しの良いところに置いてよく乾燥させるのが◎ 普通の食器と同じように、スポンジと洗剤を使ってお手入れすることができます。
水に長くつけっぱなしにすると、木の内側まで水分が入り込み、変形やシミ、カビの原因になってしまうので気をつけて。
傷が付きやすいので金属製ナイフは避ける
使われている木の性質によっては、表面に傷が付きやすいため、金属製のナイフを使うのはおすすめしません。
油分が多いものをのせるとシミに
表面に加工がされていない木の器の場合は、油分の多いものに気を付けましょう。木は油を吸収する性質があるので、シミになってしまう可能性があります。心配な場合は紙ナプキンなどを敷いてから、その上にのせると良いかもしれませんね。
食洗機&電子レンジは避けて
便利な食器洗浄機・電子レンジですが、木の器は急な温度変化に弱いので向いていません。変形やヒビの原因になることがあるので避けましょう。また、同じ理由から冷蔵庫も避けたほうが無難です。

食器は日々使うものなので、多少の傷は味わいとして楽しみ、あまり神経質にならないのが◎
この後は、木製食器を扱っているおすすめのブランドをご紹介していくので、ぜひお気に入りの1枚を見つけて下さいね。

長期保管をする時の注意点

木製の食器を長期間保管する場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどに包み、風通しが良く日が当たらない場所に保管しましょう。カビが生える/割れることを防ぐため、ときどき取り出してあげるのがベスト。家にあるオリーブオイルなどを塗ってメンテナンスしてあげるのも良いですね。

おすすめの木製食器ブランド5選

ここからは、おしゃれで可愛い木製食器を扱っている、おすすめのブランドをご紹介していきます。
オンラインショップで購入することができる器もありますので、ぜひ見てみて下さい♪

日本で愛されてきた“漆器”を手に取るなら|山田平安堂

山田平安堂の木製食器画像出典:宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

最初にご紹介するのは、1919年創業の老舗漆器専門店「山田平安堂」の木製食器。
日本の伝統工芸である漆器は、木の器に“漆(うるし)”の樹液を塗ったもの。漆は天然素材でありながら、水や油に対しても耐性があり、昔から食器を丈夫にするために重宝されてきた素材です。
昔はハレの日の器として、黒や朱の顔料をまぜた漆器が一般的でしたが、最近はナチュラルな木目が楽しめる「すり漆」という技法の漆器も増えていますよ。
すり漆の器は、時間が経つにつれて木目が鮮やかになり、透明感が増していくという楽しみ方もできます♪
日本で大切にされてきた、伝統工芸の品にチャレンジしてみたい!という方におすすめです。

山田平安堂 Bowlけやき 山田平安堂 Bowlけやき
Bowl(小)/8,250円税込
手のひらで包みたくなる、ころんとした丸みが可愛らしいボウル。
栓丸鉢 あかね/11,000円税込
多目的の丸鉢です。朝食のパンや果物、お菓子を盛りつけたい。

宮内庁御用達 漆器 山田平安堂
公式オンラインショップを見る>

手に入れやすく、使いやすい|無印良品

無印良品の木製食器シリーズ「アカシア」画像出典:無印良品

日本全国に店舗がある、「無印良品」の木製食器。
加工しやすく衝撃に強いアカシアの木を使って手作りされた器は、どことなく温もりを感じるシンプルで素朴な仕上がりです。
価格も比較的リーズナブルですので、初めて木製の食器にチャレンジする方にもおすすめ。店舗ではもちろん、オンラインショップで購入することもできますよ。

無印良品 アカシアボール13×6 無印良品 アカシアプレート23×2
アカシアボール 直径13㎝×高さ6㎝/790円税込
サラダやスープを入れて、毎日の食卓で使いやすいサイズのボール。
アカシアプレート 直径23㎝×高さ2㎝/1,290円税込
朝食のパンをのせるのにぴったりのプレート。色の濃淡が楽しめる。

無印良品公式オンラインショップを見る>

木の個性を生かしたものづくり|woodpecker

woodpeckerの木製食器シリーズ「山桜のお皿」画像出典:woodpecker

次にご紹介するのは、木の種類の個性に合わせた木製の食器づくりが特徴のブランド「woodpecher(ウッドペッカー)」。
代表の福井さんが妻のために作った、一枚の「いちょうの木のまな板」がブランドのはじまり。きめが細かく弾力性があるいちょうの木は、包丁を優しく受け止めることからまな板に…という発想をはじめ、水に強く頑丈な「ケヤキのトレー」、木目と色合いが美しい「山桜のお皿」など、それぞれの特性を生かした丁寧な作品が揃っています。

woodpeckerのケヤキのトレー woodpeckerの山桜のお皿
ケヤキのトレー/7,150円税込~
頑丈で木目が美しい欅で作ったトレー。小・中・大の3サイズ。
山桜のお皿/2,750円税込~
端正な美しさのあるプレート。SS~Lサイズまでの4サイズ展開です。

woodpecker公式オンラインショップを見る>

カラフル&ポップが可愛い|ACACIA(アカシア)

ACACIAの木製食器画像出典:marcs STORE

韓国発のテーブルウェアブランド「ACACIA(アカシア)」の、カラフルでポップな木製食器。
天然ゴムの樹液を採取した後の廃材(ラバーウッド)を使って作られているため、環境にやさしいのも特徴です。
お盆のような形のスクエアプレートも、赤ちゃんが口にしても安全な塗料を使っているので、食べ物を直接乗せてお皿として使うこともできます。
何枚か揃えて家族で使うのも楽しそうです♪

アカシアウッドプレートS アカシアウッドプレート ラウンドMサイズ
ウッドプレートSサイズ/550円税込
朝食やおやつをのせるのにぴったりのサイズ。7つの色から選べます。
ウッドプレートラウンドM/1,210円税込
使い勝手の良いラウンド型。毎日の食事に気軽に取り入れられそう。

ACACIAの器をもっと見る>

いろいろな作り手の作品に出会える|cotogoto(コトゴト)

コトゴトの木製食器画像出典:日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto

東京・高円寺に実店舗をかまえる「日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto(コトゴト)」には、日本各地の職人さんが作ったこだわりの木製食器が集まっています。
ホームページや木製以外の暮らしの道具も充実しているので、ぜひ一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

KITO小皿 リスボウル
KITO 小皿(四十沢木材工芸)/3,850円税込~
木と過ごす日々を楽しく、というコンセプトの小皿。松や花がモチーフ。
リスボウル(薗部産業)/3,850円税込~
ヒノキの間伐材を使ったボウル。ぽってりとした厚みが可愛らしい。

cotogoto公式オンラインショップを見る>

その他木製の食器が手に入るお店

ここまでは、人気ブランドの木製食器をご紹介してきましたが、実は以下のようなお店でも木製の食器を手にいれることができますよ。
お店がお家のお近くにある場合は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

※店舗によっては木製食器の在庫がない場合もあるので、心配な場合はお店に電話などで問い合わせてみて下さいね♪

100円ショップ

大手100円ショップのダイソーやセリア、キャンドゥでも、実は木製食器を手にいれることができます。
「たまにしか使わない」「まずはリーズナブルなもので試したい」という方は、100円ショップの木製食器を使ってみるのも賢い方法かもしれません。

近くの「ダイソー」のお店を探す>

近くの「セリア」のお店を探す>

近くの「キャンドゥ」のお店を探す>

3COINS

300円でかわいい雑貨が手に入る「3COINS(スリーコインズ)」でも、木製の食器を手にいれることができます。

近くの「3COINS」のお店を探す>

まとめ

食卓をほっこり可愛くしてくれる、木製の食器。
この記事を通じて、お気に入りの1枚と出会っていただけたら嬉しく思います。