お家で晩酌を楽しむときに使う「ぐい呑み」や「お猪口」。
日本酒を楽しむために造られた酒器ともいわれており、ついついお酒が進んでしまいますよね。
「そういえば、ぐい呑みとお猪口の違いって何なんだろう?」
そんな疑問を持った方のためにこちらでは、「ぐい呑み」と「お猪口」の違いについて解説していきます!
さらに、日本酒をグイッと美味しく飲めるおすすめのぐい呑みもご紹介しておりますので、お酒好きな方は必見ですよ♪
「ぐい呑み」と「お猪口」の違いについて
まずは、意外と知られていない「ぐい呑み」と「お猪口」の違いについて詳しくみていきましょう。
ぐい呑みとお猪口の違いをおさえるだけで、日本酒の世界がグンと広がりますよ♪
ぐい呑みとは
ぐい呑みは、日本酒を楽しむ時の酒器の一つ。
「ぐいっと呑む」「ぐいっと掴んで呑む」といった語源が由来とされてます。
お酒をグイグイと楽しめるのがぐい呑みの特徴で、陶磁器のものからガラス製・木製など様々な種類があります。
お猪口との違い
ぐい呑みとお猪口の一番の違いは、大きさです。
ぐいぐい呑みすすめられる大きめサイズの「ぐい呑み」に比べて、「お猪口」は小ぶりサイズのものが多いです。
「猪口(ちょく)」という言葉が転じたもので、小さな器という意味の「お猪口」。
ちょっとしたものを表す「ちょく」や、安直の直と関連するとされてます。
一般的に、徳利(とっくり)とセットでついてくることが多いです。
日本酒をグイッと美味しく飲みたい♪ ぐい呑みおすすめ13選
こちらでは、日本酒を美味しく味わえるぐい呑みおすすめ13選をご紹介します。
ぐい呑みは、酒器として使わない時でも、小鉢としてお料理で出したり小物入れとして使えます。
また、インテリアとして窓辺に飾ったり、お花を浮かべたり、いろいろな使い方で楽しめますよ♪
オススメのぐい呑みを素材別にご紹介しておりますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
目次
1. 伝統工芸をその手に。宮内庁御用達ブランドからお届けする「天然木のぐい呑み」
2. 錫の不思議なチカラで日本酒がさらに美味しくなる「錫(すず)のぐい呑み」
3. 透明感と揺れる光の輝きに涼しさを感じる。夏にふさわしい「ガラスのぐい呑み」
4. 甘みのある日本酒をしっぽり嗜みたい。初めての方でも使いやすい「陶磁器のぐい呑み」
※2024年1月4日時点の価格を参考にしています。
伝統工芸をその手に。宮内庁御用達ブランドからお届けする「天然木のぐい呑み」
まず初めに、漆器専門店 山田平安堂から「木製のぐい呑み」をご紹介いたします。
木製のぐい呑みは、とにかく軽く持ちやすいので、どんな方のお手にも馴染みます。
木肌ならではのすべすべの触り心地と温もり、そして、柔らかな口当たりも特徴の一つ。
また、日本の伝統工芸品でもある漆塗りのぐい呑みは、日本酒との相性も最高ですよ。
山田平安堂は「大切な方への間違いのないギフト」に定評のある宮内庁御用達ブランドですので、プレゼントとしても大変喜ばれます。
こんな人にオススメ
・センスがよくて上質なものが好き
・伝統工芸品など、日本らしいものに興味がある
・軽くて持ちやすい酒器でお酒を飲みたい
・すべすべの触り心地、木の温もりが好き
使ってわかる本物の良さ。宮内庁御用達「山田平安堂」のぐい呑み
職人の手によって一つ一つ丁寧に描かれた伝統絵柄を楽しめる漆器のぐい呑み。
長寿のシンボルである鶴亀(つるかめ)や縁起の良い鶯宿梅(おうしゅくばい)の他にも、全部で6つの絵柄がありますので、お好みのぐい呑みをお選びいただけます。
錫の不思議なチカラで日本酒がさらに美味しくなる「錫(すず)のぐい呑み」
参照:能作公式サイト
次にご紹介するのは、日本酒の通の方から勧められることも多い「錫(すず)のぐい呑み」。
錫のイオン効果によってお酒の雑味が消え、口当たりまろやかな味わい深い日本酒を楽しむことができますよ♪
熱伝導率もとても良いので、冷酒を注ぐと器全体がひんやりし、さらにお酒が美味しくなります。
また、錫は、金属の一種なので、陶器やガラスのように割れることがありません。
抗菌・浄化作用があり、錆びにくい素材のため、ご家庭でも簡単にご使用いただけます。
こんな人にオススメ
・口当たりまろやかな日本酒を楽しみたい方
・お手入れに手間をかけたくない方
熱燗や冷酒のお供に。本錫100%の「能作 ぐい呑み」
富山県高岡市で400年続く、伝統を活かした職人の手によって生まれた「能作」のぐい呑み。
スタンダードな形をしたシンプルなぐい呑みは、美しく銀色に輝き、一つでも十分に存在感があります。
お家で居酒屋気分が味わえる♪「能作 ぐい呑み 酒器セット」
錫素材のぐい呑みと片口がセットになった能作の酒器セット。
これさえあれば、お家にいても居酒屋で飲んでいる気分になれそうですね。
プレゼントにも最適!おめでたい酒器「能作×雅覧堂 祝いの盃」
能作と雅覧堂がコラボして誕生した祝いの盃。
めでたい鯛と宝船が内側にデザインされた、プレゼントにもぴったりのおめでたいぐい呑みです。
ゴールドに輝く三日月がさりげないオシャレ♪ 「能作 ぐい呑み・月」
ぐい呑みの中底の三日月部分に金箔が貼られた、能作のぐい呑み・月。
月の揺らぎを眺めながらお酒を嗜めるので、視覚的にも美味しさが引き立ちます。
透明感と揺れる光の輝きに涼しさを感じる。夏にふさわしい「ガラスのぐい呑み」
暑い夏の日の晩酌や酒盛りのお供にぴったりの酒器が、「ガラスのぐい呑み」。
ガラスのぐい呑みは、光のさし方でグラスの表情が変わる美しい輝きと透明感が特徴的。
手にした時のガラスの程よい重みと適度な厚みが、飲む方の気分を上げてくれますよ。
飲む前に冷蔵庫でグラスをキンキンに冷やしておけば、冷酒を冷たいまま最後の一口まで飲み干すことができます。
ちなみに、耐熱ガラスであれば、保温性も優れているので、熱燗でも美味しく飲めます。
こんな人にオススメ
・ビー玉のような透き通った輝きと色合いが好き
・暑い夏に涼しげな雰囲気で冷酒を嗜みたい
・グラスを持ち上げた時に適度な重みを感じたい
四季折々の情景を楽しめる♪津軽びいどろのぐい呑み
春を感じる淡い桜色から、冬の雪化粧を連想させる白色まで、四季を感じさせる色彩ガラスのぐい呑み。
無味無臭のガラスのぐい呑みで、日本酒の繊細な味や香りをお楽しみいただけます。
食卓に桜の花が咲く楽しみを。見た目も可愛いサクラサクグラス
グラスの底面に桜の花が形作られた、江戸切子のガラスのぐい呑み。
結露によって作られる桜の花びらの水跡は、使うほどに花咲く楽しみへとつながります。
日本一の富士が拝める、祝いの席にもぴったりな縁起の良いペアぐい呑み
深みのある赤青と白の山頂のコントラストが美しい、富士山をモチーフにしたぐい呑み。
逆さ富士に日本酒を注げば、いつものお酒も一層美味しく味わえます。
見る人の心を魅了する!カット模様が美しい江戸切子のぐい呑みペアセット
江戸切子の職人によって施された多彩なカットが目を引くガラスのぐい呑み。
伝統的な古典模様にくすみのある紫色のデザインは、上品で美しい輝きを放っています。
甘みのある日本酒をしっぽり嗜みたい。初めての方でも使いやすい「陶磁器のぐい呑み」
最後にご紹介するのは、日本酒を少し柔らかく味わいたい時にオススメの「陶磁器のぐい呑み」。
陶磁器のぐい呑みは、日本酒の味をより甘く、そして、丸くする性質があります。
そのため、やや甘みのある日本酒に合わせるなら、陶磁器のぐい呑みが最適ですよ。
また、ガラスや錫のような派手さはないですが、素朴で落ち着いた雰囲気があり、手にした時の安心感もあります。
普段の食卓にも馴染みが良いため、気取らないでお酒を楽しむことができますよ♪
こんな人にオススメ
・甘みのある日本酒を飲むのが好き
・気を張らずに手軽に晩酌の雰囲気を楽しみたい
ぐい呑みを初めて使う方におすすめ♪丸いフォルムが可愛らしい「六兵のぐい呑み」
初めてぐい呑みに挑戦される方にオススメなのが、六兵のぐい呑み。
ちょこんとした優しい風合いのため、使う人や食卓を選ばず取り入れることができますよ。
お手頃な価格ですので、全種類揃えるのもオススメです。
大きな椿のお花がびっしりと描かれた、京焼き「清水焼のぐい呑み」
存在感のある椿のお花が、一面に大きく描かれた京焼きのぐい呑み。
清水焼らしい薄くて軽い手挽きのロクロと華やかな椿の雅な絵付けが印象的です。
酒本来の香りと味わいを深く感じる。有田焼「キハラ」のぐい呑み
400年以上の伝統を誇る有田焼から生まれた、「キハラ」のぐい呑み。
日本酒本来の味と香りを際立たせる、荘厳で高級感のあるデザインとなっております。
お酒以外にも、お茶やコーヒーを入れても美味しくいただけますよ。
白くまと見つめ合いながらお酒を楽しむ。心が和む「熊五郎」のぐい呑み
愛くるしい白くまが器の中に座っているデザインが特徴の、磁器のぐい呑み。
日本酒を注ぐと、まるで白くまが温泉に入っているかのような可愛らしい風景が見られます。
まとめ
日本酒をグイグイと美味しく味わえる、ぐい呑み。
こちらでは、ぐい呑みとお猪口の違い、そして、おすすめのぐい呑みをご紹介してまいりました。
みなさんにぴったりのぐい呑みが見つかり、いつもの晩酌がさらに楽しいひと時になれば幸いです。