ガラスの食器が並ぶ夏の食卓。
お皿もグラスもガラスのもので統一するのも美しいですが、グラスなどを銀の角盃にすると、涼しげのある食卓に銀地の輝きが加わり、上品な印象に。
角盃が持つシャープな佇まいは、銀地との相性が特によく、夏の食卓のアクセントとしてもぴったりです。
ガラスの器と相性の良い銀の角盃
銀色の角盃はガラスの器とも組み合わせやすく、夏場の食卓にもあわせやすいのが特徴です。
清涼感ある銀の上品な光沢は、ガラスの透明感とはまた異なる、夏場の食卓にぴったりの落ち着きある美しさ。そんな銀の光沢を、角盃のシャープな造形が際立てます。
作品によって印象が異なる角盃の魅力
角盃の角数であったり、シャープさの加減の違いもまた、角盃の魅力の一つ。角ばった辺が多いほどすっきりとした印象になりますし、どこか丸みを帯びた角盃は、銀の光沢が優しく輝きます。
合わせるガラスの器が丸みを帯びているものか、角ばった装飾が特徴的なものか、というところに注目しながら、バランスの良いものを選ぶのが良いでしょう。
銀色の経年変化を素材ごとに楽しむ
銀色の角杯の素材によって、それぞれ経年変化をお楽しみ頂けます。
本銀を使用したものは、本銀がすこしずつさびれていく様子が奥行きのある味わいを感じさせてくれるでしょう。
錫(すず)を使用したものは、少しずつ暗い色味に経年変化します。“味”として楽しむこともできますし、スポンジなどで磨くことで輝きを取り戻すこともできます。
おすすめの銀の角盃
ここからは、おすすめの銀色の角盃をご紹介いたします。
素材やデザインなど、ブランドによって風合いは異なるので、お手持ちの夏の食器にぴったりのものをお探し下さい。
【工芸店ようび】錫器・錫角盃・ゆり工房
清涼感あふれる錫の角盃。角盃でありながら、ざくっとラフな表情は、親しみやすく素材の温もりを感じる。
【清課堂】錫 方円ぐい呑み
弥生式土器から着想を得たという、錫製のぐいのみ。底が四角く、口が丸いぐい呑みというユーモラスな形が特徴的。
まとめ
探してみると、実は数の少ない銀色の角盃。
洋風のシルバーの食器とは異なる、手作業の温もりを感じる独特な器です。
お気にりのものを見つけたら、じっくりと育ててみてはいかがでしょうか。