いつもの食卓の雰囲気を変えるだけでなく、何かをこぼしても拭くだけで綺麗になる、プレートマットやトレー。特に、ダイニングテーブルを食事意外の用途でも頻繁に使うお家では、プレートマットを人数分用意しておくことで、食事を取るための空間を演出することができますし、お片付けも楽ですよね。
これで、今日から家族全員、同じランチョンマットで食事が頂けます・・心なしかお料理も何割か増しで美味しく見えそうです。
引用元:楽天市場
現代的な漆の折敷。お店で実物を見た際に、一目ぼれしました。洋食器を載せるのに映えますし、傷が目立たないのが素晴らしいです。
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妹の結婚祝に黒を5セット購入しました。私自身の結婚の時に友人からいただき、とても良かったので購入しました。お正月やちょっとフォーマルなお食事をしたいときにこれを使うだけできちんとした雰囲気になりますし、拭けばすぐに汚れもおちるので便利です。
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布のランチョンマットや木製のプレートマットは手に入れやすいかと思いますが、漆器のプレートマットは、見た目の華やかさはもちろん、とても利便性の高いのをご存知ですか。実は漆器が初めての方にこそおすすめしたい商品でもある、漆器のプレースマットをご紹介いたします。
料理が引き立つ、漆器のプレースマット
まるで料亭のような雰囲気が漂う、漆器のプレースマット。食事以外の用途でダイニングテーブルを使っていても、漆器のプレースマットを取り入れるだけで、一気に雰囲気を引き締めることができます。漆器の汁椀がお味噌汁を一層美味しく見せてくれるように、漆塗りならではの高級感が料理をより美味しく演出します。
黒や朱一色で塗られたプレーンな色であれば、和食はもちろん、洋食器であっても料理が映えるはず。お正月など特別なお祝いだけでなく、普段のお食事や、急な来客の際などにもお使い頂ける、漆器のプレースマット。一回一回の食事の機会を大切にしたい方に、お試し頂きたい一品です。
プレースマットであれば、常に食卓に出ていても、漆器ならではの高級感から華やかな雰囲気を演出できます。トレーであれば、お客様にお茶をお出しする際にもお使い頂けるので便利ですね。ご自身のライフスタイルに合わせてお選び下さい。
漆塗りだから、拭くだけで綺麗になる
ランチョンマットとして布で出来たもの敷くと、汚れてしまった後のお手入れがおっくうで、かえって使う機会が減ってしまった・・・という方も多いのではないでしょうか。
漆塗りであれば、何かをこぼしてしまっても拭くだけで綺麗になるので、気軽に使っていただきやすいのがポイント。陶器のような重さもないので、お子様であってもさっと食卓に並べることもできます。毎日の食卓用にプレースマットを選ぶのであれば、料理を美味しく見せてくれることはもちろん、お手入れが簡単で使いやすいことが重要です。
木製なら、食器を置いた音も心地良い
陶器の器をガラスや石など硬い素材のテーブルに置いた時など、カチャカチャとした音が続くと、せっかくのお食事もどこか品のない印象になってしまいます。木製のプレースマットをテーブルと食器の間に挟むことで、器やコップを置く音もコツンと木材ならではの音色に変わり、食卓の雰囲気も和らぎます。
要確認!漆器といっても、素材は様々。
木製、本漆塗り以外にも、漆器には様々な素材、塗料が取り入れられています。
「漆器」といっても、全てが木製の素地に漆を塗ったものではありません。商品を選ぶ際は、「表面塗装の種類」と「素地の種類」を確認してください。
●表面塗装の種類
・漆塗
『 漆 』 の木の樹液を原料にした塗料となります。乳白色の樹液に、黒や朱等の顔料を混ぜ、塗り上げます。
天然の塗料、接着剤としては最強を誇り、耐酸性、耐アルカリ性、耐水性にも優れます。また、漆ならではの『 独特の艶やかな質感 』 が魅力です。
また、漆独特の素肌に触れた時の感覚も含め、プレースマットとも相性の良い塗料といえるでしょう。
・ウレタン塗
漆の質感を表現した塗料です。最近は、その技術もあがり、漆との区別がつかない程になっております。
比較的安価にでき、身近にお楽しみ頂くには最適です。
漆のような、独特の艷が生まれる・・・といった経年変化は発生しないので、ご家族の人数が多かったり、とにかく手間をかけたくない、といった方にもおすすめです。
・カシュー塗料
カシュー塗料は、カシューナッツの殻から抽出した油を原料とした塗料です。
カシューの樹は、漆の樹と同じ 『 漆科 』 に属しますので、漆とよく似た性質を持ち、その仕上がりの質感は、漆塗との区別がほとんどつきません。
ただ、カシュー塗料は“ 漆 ”と異なり、自然には漆ほどに硬化しません。漆ほどの硬度を持たせるため、多少の溶剤を混ぜますので、完全な天然塗料とは呼べなくなります。
●素地の種類
・木製品
最も伝統的で、ポピュラーな素材です。軽くて、丈夫、加工がしやすい、といった特徴を持ちます。
急激な温度、湿度に弱いという面がありますが、プレースマットを冷蔵庫や電子レンジに入れるということはないかと思いますので、特に心配事無くお使い頂けます。
・木粉製品/樹脂製品
木粉製品は、木の粉と樹脂を混ぜ、成型した素材で、樹脂製品は、樹脂のみで成型した素材です。
木製品よりもコストが安いので、まず漆器のプレースマットを試してみたい、という方におすすめです。
おすすめの漆器のプレースマット5選
お正月などハレの日にはもちろん、普段使いもしやすいおすすめの漆器のプレースマット(ランチョンマット)やトレーをご紹介いたします。日常的に積極的に使っていきたいという方には、木目が入っていたり、傷が目立ちにくいデザインのものがおすすめです。
【山田平安堂】ランチョンマット 桐目
天然木の木目を活かした、ウレタン塗りの一品。素地の木材は、日本国内でとれる中で最も軽い“桐(きり)”を使用。傷が目立ちにくく取り扱いやすい。
【山田平安堂】ランチョンマット 刷毛目
天然木の素地に、職人が一枚一枚手描きで漆を塗った一品。格子のように刷毛(筆)の跡を残す技法により、上品な佇まいながら、傷が目立ちにくく普段使いもしやすい。
【工芸店ようび】切手盆・小・奥田志郎
朱が入ったしっとりとした深い茶色のお盆。裏面の内側を削り持ちやすくするなど、使い心地にも隅々までこだわった一品。
【黒江屋】唐草 黒 折敷
木製、漆塗りの、越前漆器のランチョンマット。唐草模様のアクセントが特徴。漆塗りによる鏡面のような光沢は、ハレの日にもぴったりの雰囲気。
【Kasane】線筋 長手両面膳 5客セット
木製、ウレタン塗りの、表と裏で色が異なるリバーシブル仕様のプレースマット。その日のお料理や気分によって、気軽に色を変えられるのが嬉しい。
まとめ
私は自宅のテーブルを食事用、仕事や勉強用・・・と、一台で何役も兼任させているので、トレーを使っています。書類やペンが乗っていたテーブルにそのまま器を置くのも気が引けますし、かといって毎回テーブルを拭くのも大変ですからね。飲み物をこぼしてしまってもトレーの中で収まります。何より、これから食事を取る、という気分に切り替わるので重宝しています。まだ一度も試したことのない方は、ぜひ。