【二十四節気】小雪(しょうせつ)とは?意味やこの季節に旬を迎える食べ物などをご紹介
小雪(しょうせつ)は、二十四節気のひとつ。
現在の暦では11月22日頃にはじまり、雪がちらちらと降り始めるころのことを言います。
こちらでは小雪について、意味や七十二候、旬の食べ物などをお伝えします。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂
創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
小雪は「わずかに雪が降るころ」
小雪(しょうせつ)は日本の季節の目安となる二十四節気の一つ。
雪が少しずつ降るころのことで、実際に山間部や北海道など北のほうの地域からは、初雪がの知らせが届きます。
2024年の小雪は11月22日(金)~12月6日(金)。
12月7日からは、雪がより多くなる「大雪(たいせつ)」へ移ります。
七十二候では「虹蔵不見」「朔風払葉」「橘始黄」
二十四節気のそれぞれを「初候」「次候」「末候」の三つに分けたものが「七十二候」です。 11月22日~12月6日は七十二候で「虹蔵不見」「朔風払葉」「橘始黄」となります。
虹蔵不見(にじかくれてみえず) 11月22日頃~
小雪の初候は「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」。
冬になり太陽の日差しが弱まると、なかなか虹が見えなくなることからこう呼ばれています。
またこのころに出る虹は、すぐに霞んで見えなくなってしまいます。
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) 11月27日頃~
11月27日からは、「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」。
冷たい北風が強く吹き、木々を裸にしていきます。
「朔(さく)」にははじまりという意味があり、干支に置き換えると「子」であることから北を意味します。
橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 12月2日頃~
小雪の末候は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」。
橘の実が黄色く色づき始めることを言います。
橘は日本に昔から自生している柑橘系の果物で、常緑樹であることから「不老長寿」を意味する縁起物としても親しまれています。
小雪の頃に旬を迎える食べ物
11月下旬から12月上旬の小雪のころには、ブリやホタテなどの魚介類が美味しい季節。
また柑橘類も甘くなり、早生みかんから普通のみかんへと顔ぶれが変わってきます。
野菜では鍋料理やサラダに欠かせない大根や、しゃきしゃきとした歯ごたえが楽しい蓮根が旬を迎えます。
また11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」。
穀物の神様に、その年の収穫を感謝し、新米をいただく日とされていました。
現在では新米はもう少し早くから出回っていることも多いですが、新嘗祭の日には改めてつやつやと甘いお米を味わってみてはいかがでしょうか。
小雪の行事・イベント
小雪(11月22日~12月6日)の頃には、以下のような行事・イベントがあります。
・いい夫婦の日(11月22日)
・勤労感謝の日/新嘗祭(11月23日)
・酉の市(11月29日)
・クリスマスマーケット(11月下旬頃~)
酉の市は、毎年11月の酉の日に行われ、今年は三回目の酉の日(三の酉)が11月29日です。
また、12月上旬はお歳暮シーズン。
小雪に入ったら、今年お世話になった方への贈り物を選び始めてみてはいかがでしょうか。
小雪にまつわる豆知識
ここからは、小雪にまつわる豆知識をご紹介します。
小雪は毎年11月22日から?
2024年の小雪は11月22日ですが、年によっては11月23日になったり21日になったりすることがあります。
二十四節気は、太陽の動きをもとに決められており、365日で割ると少しずつずれるためです。
ただそこまで大きくずれることはなく、日本では次に小雪の日付が変わるのは2052年です。
[年ごとの小雪の日付]
2023年11月22日
2024年11月22日
2025年11月22日
2026年11月22日
・
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2052年11月21日
2053年11月22日
2054年11月22日
「小春日和」は小雪のころの言葉
ぽかぽかといいお天気が目に浮かんでくる「小春日和(こはるびより)」。
なんとなく冬の終わりに使いそうな言葉ですが、実は小春日和は「晩秋から冬にかけての温かく穏やかな日」に使う言葉です。
小春とは旧暦10月のことで、今でいうところの11月から12月初旬を指します。
つまり、小雪のころの気候のいい日を「小春日和」と呼ぶわけです。
春と入っているのに、実は秋~冬の言葉だったなんて、面白いですよね。
小雪のころにおすすめ。山田平安堂の漆器ギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、年の暮れに向かって寒さが厳しくなる小雪のころの食卓を豊かに彩る器を、多数ご用意しております。
大切な方へのギフトにも安心してお選びいただけますよう、熨斗・ラッピングの無料サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
※表示価格は2024年12月10日現在のものです。
炊き立てのご飯を美味しくいただく「めし椀」
商品名:めし椀 欅
価格:8,250円(税込)
毎日の食卓に欠かせないご飯のためのお椀を、漆器でお作りいたしました。
木製のめし椀は軽く、断熱性があるため、熱々のご飯を入れるのにも適しています。
今年の新米をもっと美味しく味わうための器としておすすめです。
グラデーションが美しい、彩りを楽しむめし椀
商品名:めし椀 桃・苔・藍
価格:11,000円(税込)
ぼかしの技法を用いて、美しいグラデーションを表現しためし椀です。
漆器の伝統色のひとつである白漆と、やわらかなピンクやグリーンの彩りをお楽しみいただけます。
ご家族で色違いを揃えるのもおすすめです。
お鍋をよそうのにも熱くないめし椀
商品名:めし椀 ぼかし
価格:8,250円(税込)
夕陽のような温かみのある色合いのグラデーションのめし椀です。
口を広くお作りしておりますため、お鍋の取り鉢としてもお使いいただけます。
木製ですので、手にもっても熱さが伝わりづらい器です。
職人が手描きで描く三匹の猫が可愛らしい豆皿
商品名:豆皿 猫あつめ
価格:16,500円(税込)/3枚セット
木目の見えるすり漆の豆皿に、表情とポーズが違う3匹の猫をそれぞれ描きました。
思い思いのポーズですやすやと気持ちよさそうに眠る猫たちの姿に、思わず心がほっと緩むお皿です。
猫たちと一緒に、食卓から冬支度をはじめてみませんか?
冬の花「椿」を描いた美しい夫婦椀
商品名:夫婦椀 椿
価格:27,500円(税込)~
寒さが厳しい季節に花を咲かせることから、おめでたいシンボルとして親しまれている「椿」。
こちらは、そんな紅白の椿を漆絵で艶やかに描いた夫婦椀です。
縁起の良い器ですので、長寿祝いや結婚祝いの贈り物にもご好評いただいております。