【二十四節気】啓蟄(けいちつ)とは?意味やこの季節の風物詩など基礎知識をご紹介

【二十四節気】啓蟄(けいちつ)とは?意味やこの季節の風物詩など基礎知識をご紹介

啓蟄(けいちつ)は、二十四節気のひとつ。
現在の暦では3月5日・6日頃からの期間を言います。

こちらでは啓蟄について、意味や七十二候、啓蟄のころのイベントや豆知識などをお伝えします。



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宮内庁御用達 漆器 山田平安堂
宮内庁御用達漆器山田平安堂
創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。




啓蟄は「虫が土の中から出てくるころ」

啓蟄(けいちつ)は、日本の季節の目安となる二十四節気のはじめから3番目の節気。
「蟄」には虫が土の中に閉じこもる、「啓」には戸を開くという意味があり、寒い冬の間、土の中にこもっていた虫たちが地上に出てくるころのことを言います。
春の訪れに、虫だけでなく植物や動物、鳥たちも生き生きとした姿を見せ始めます。

2025年の啓蟄は3月5日(水)~3月19日(水)。
3月20日からは次の節気「春分(しゅんぶん)」です。



七十二候では「蟄虫啓戸」「桃始笑」「菜虫化蝶」

二十四節気のそれぞれを「初候」「次候」「末候」の三つに分けたものが「七十二候」です。
3月5日~3月19日は七十二候で「蟄虫啓戸」「桃始笑」「菜虫化蝶」となります。



蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく) 3月5日頃~


啓蟄の初候「蟄虫啓戸」

啓蟄の初候は「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」。
意味は啓蟄とほぼ同じで、冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくることをいいます。
虫だけでなく、かえるなど他の動物たちも冬眠から目覚めて活動をはじめます。



桃始笑(ももはじめてさく) 3月10日頃~


啓蟄の次候「桃始笑」

3月10日からは、「桃始笑(ももはじめてさく)」。
寒さがゆるみ、ピンク色の可愛らしい桃の花が開花を迎える季節です。
「笑」と「咲」の字はもともと同じ形から来た漢字で、花が咲くことを“笑う”とも言います。



菜虫化蝶(なむしちょうとなる) 3月15日頃~


啓蟄の末候「菜虫化蝶」

啓蟄の末候は「菜虫化蝶(なむしちょうとなる) 」。
菜っ葉につく芋虫が、美しい蝶々となって舞うころのことです。
厳しい冬を乗り越えた蝶たちの、可憐な姿を見ることができます。



啓蟄のころに旬を迎える食べ物


啓蟄の行事食・食べ物

啓蟄のころに、いちごの旬がやってきます。
甘くみずみずしいいちごは、春を感じられるデザートとして食卓に登場させてみてはいかがでしょうか。

またこのころになると、わらびやぜんまいなどの山菜がシーズン真っ盛り。
休日には山菜狩りを楽しむ人々で、山がにぎわう季節です。

海鮮では“春告魚”とも呼ばれるさよりが旬。
お刺身やてんぷらなどにしていただきます。



啓蟄のころの行事・イベント


啓蟄の行事・イベント

啓蟄のころに行われる行事・イベントには以下のようなものがあります。

・国際女性デー(3月8日)
・ホワイトデー(3月14日)


3月8日は国際女性デー。
ミモザの日とも呼ばれ、女性の社会的な活躍を讃えたり、女性の権利を守るためのキャンペーンやイベントが行われたりします。

また3月14日はホワイトデー。
バレンタインにはチョコレートが定番ですが、ホワイトデーにはキャンディーやマシュマロ、クッキーなどが贈られます。



啓蟄にまつわる豆知識

ここからは、啓蟄にまつわる豆知識をご紹介します。



「虫出しの雷」とは?

春のはじまりの雷を、「虫出しの雷」と呼びます。
雷の大きな音にびっくりして、虫が出てくると考えられていたようです。
啓蟄の頃は少し天気が崩れやすく、しとしとと雨が降る日が続くこともありますが、雨が降るたびに少しずつ本格的な春に向かっていきます。



春に眠くなるのは理由がある?

「春眠暁を覚えず」という有名な漢詩の通り、春はなんとなく身体がだるかったり、日中も眠くなってしまったりするという方もいらっしゃるかもしれません。
春や秋といった季節の変わり目には、身体が変化についていけずに自律神経が乱れることにより、睡眠の質が変わりやすいと言われています。
また、新年度に向けてなにかと忙しくしている人も多く、ストレスや体調不良を感じやすい時期でもあります。
啓蟄の時期には、一日の終わりにすこしリラックスする時間を意識するなど、バランスをとりながら過ごすようにしましょう。



啓蟄のころにおすすめ。山田平安堂の漆器ギフト

宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、虫たちも元気に動き出す啓蟄のころの食卓を豊かに彩る器を、多数ご用意しております。
大切な方へのギフトにも安心してお選びいただけますよう、熨斗・ラッピングの無料サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。

※表示価格は2025年2月18日現在のものです。



春を告げるてんとう虫を描いた漆器プレート

商品名:丸皿 てんとう虫
価格:6,050円(税込)


漆器の丸皿に、春を告げるてんとう虫を描いた可愛らしい一枚です。
「こんなものを漆器で作ってみたら面白いのでは?」という当主の遊び心から誕生いたしました。
軽やかで割れにくい漆器のプレートは、小さなお子様にも安心してお使いいただけます。

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手のひらサイズの可愛らしいボンボニエール

商品名:ボンボニエール てんとう虫
価格:5,500円(税込)


ヨーロッパで慶事の贈り物として親しまれてきたボンボニエールを、和小物としてお作りいたしました。
春を告げながら、太陽のほうへ向かうてんとう虫は、幸せを運ぶ縁起物としても大切にされている存在です。
ご自宅用にはもちろん、内祝いの贈り物としてもおすすめです。

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春の野菜たっぷりのお味噌汁をいただく夫婦椀

商品名:夫婦椀 朴々(ペア)
価格:13,200円(税込)


毎日の食卓に心地よく寄り添う、漆塗りのペア椀です。
漆塗りならではのまろやかな艶を感じていただける、花塗りという技法でお作りしております。
旬の食材を美味しくいただく、素朴でも豊かな食卓でお使いいただきたい器です。

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ふっくら美味しいご飯をいただく天然木のめし椀

商品名:めし椀 桃・苔・藍
価格:11,000円(税込)


天然木をひとつひとつ丁寧にくり抜いた木製のめし椀に、まろやかで明るい色合いでグラデーションの装飾を施しました。
木製のめし椀は陶器に比べて、軽く手も熱くなりにくいという特徴がございます。
炊き立てのご飯をもっと美味しくいただけくための器として、春の食卓にいかがでしょうか。

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タペストリーをかけるように飾る金扇インテリア

商品名:飾り扇 桜
価格:33,000円(税込)


まもなくやってくる桜のシーズンを前に、お部屋に飾りたいインテリア。
華やかな金の扇に、漆絵と貝殻を使った装飾技法・螺鈿(らでん)で、優美に咲き誇る桜の花を描きました。
季節のインテリアとして、お部屋に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

商品ページで詳しく見る



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