四君子(しくんし)とは?中国に由来するおめでたい吉祥文様の意味をご紹介します
四君子「蘭・竹・菊・梅」を描いた漆器のぐい呑
四君子(しくんし)は、中国に由来する吉祥文様で「蘭」「竹」「菊」「梅」の組み合わせを指します。
それぞれの咲く姿が、礼節と学識をわきまえた聖人君子のような人柄を表すとされ、おめでたい絵柄として尊ばれてまいりました。
こちらでは四君子について、どのような場所で用いられるのか、またそれぞれが持つ意味をご紹介いたします。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
四君子とは?
四君子とは、「蘭」「竹」「菊」「梅」を、徳のある気高い聖人君子にたとえた呼び方です。
もともとは中国で生まれた組み合わせで、「蘭=春」「竹=夏」「菊=秋」「梅=冬」とそれぞれの花が四季に当てはまることからも、東洋画の題材としても大変多く用いられました。
日本でおめでたい組み合わせというと、お正月飾りにも用いられる「松竹梅」のほうが一般的ですが、四君子はそれよりも少し控えめで、美徳や高潔さを表したものだと考えるとわかりやすいかもしれませんね。
日本には江戸時代に伝わり、茶道具や着物の帯、食器などに描かれる吉祥文様として親しまれるようになりました。
凛とした気品を持つ「蘭」
ほのかな香りと気品のある姿を君子になぞらえた「蘭」。
山奥の谷に、ひっそりと美しく咲く様が、清楚で控えめであることも好まれました。
四君子の中では日本で一番なじみが薄い花かもしれませんが、中国では儒教の祖である孔子が自らを蘭に例えたことからも、高貴さや気高さを象徴する花として尊ばれています。
真っすぐ誠実な「竹」
長寿のシンボル「菊」
忍耐と生命力の「梅」
四君子をお手元で楽しむ「山田平安堂」の漆器ギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、東洋の控えめな美を表した四君子をモチーフにした器をご用意しております。
大切な方へのギフトにも安心してお選びいただけますよう、熨斗・ラッピングの無料サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
退職祝いや長寿祝いにも喜ばれる「四君子」のお猪口
商品名:お猪口 四君子
価格:11,000円(税込)~
漆塗りのお猪口に、四君子の草花を一つずつ描きました。
それぞれおめでたい意味がございますので、お相手に合わせて、また季節に合わせて贈り物にいかがでしょうか。
四絵柄揃えてセットでもお楽しみいただけます。
神秘的な輝きを楽しむ「四君子」模様の長小箱
商品名:長小箱 花丸四君子/百合
価格:33,000円(税込)
アワビや白蝶貝などのきらきらと光る部分を用いた伝統的な加飾技法「螺鈿(らでん)」で、四君子の草花を描いた長小箱です。
欄・竹・菊・梅を円のようにデザインすることで、「ご縁」や「幸せがずっと続きますように」という意味を表現しております。
インテリアとして、またお世話になっている方への贈り物としてもお選び下さいませ。
手のひらサイズで可愛らしい「四君子」のアクセサリーボックス
商品名:アクセサリーボックス 四君子
価格:3,850円(税込)
手のひらサイズの可愛らしいアクセサリーボックスに、徳が高く高潔な人格者を表す四君子を描きました。
お気に入りのアクセサリーを仕舞っておくための品として、贈り物にもおすすめです。