【2024年最新版】お中元の基礎知識とマナー|おすすめギフトもご紹介


お中元の基礎知識とマナー|お中元に喜ばれるおすすめギフトもご紹介

夏が近づくと、街のあちらこちらで目にするようになる「お中元(ちゅうげん)」。
お世話になっている方に日ごろの感謝を伝える、日本の夏の風習です。

こちらの記事では、そんなお中元にまつわる基礎知識や、贈る時期、贈り方のマナーをわかりやすくご紹介いたします。
後半では、お中元におすすめのギフトもご紹介しておりますので、よろしければご覧くださいませ。





【PICK UP】感謝伝わるお中元に
「宮内庁御用達」漆器×和菓子詰め合わせギフト


創業120年の老舗和菓子店「赤坂青野」の人気銘菓を、漆器の重箱に詰めてお届けするこちらのギフトセット。
重箱には夏の限定絵柄として、優雅に泳ぐ金魚の姿が描かれています。
特別な感謝を伝えたい方に贈る、プレミアムなお中元です。


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そもそもお中元とは? お歳暮との違いはある?

はじめに、お中元の由来やお歳暮との違いなど、基礎知識をおさらいしておきましょう。



お中元は、上半期にお世話になった方へ贈る感謝のギフト


漆器 山田平安堂|一ヶ重金魚と和菓子のセット


お中元は、お世話になっている方への感謝の気持ちと、末永くよろしくお願いしますという挨拶の意味を込めて贈るギフトのこと。

1月からはじまった年の上半期の区切りである7月から8月の間に、目下の人から目上の方へと贈ることが一般的です。

もともとは中国の風習の一つで、1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、そして10月15日を「下元」としていました。
その中で、「中元」は祖先の供養をする日のことでしたが、日本に伝わりお盆と重なることで「感謝の贈り物をする日」として広まったようです。



お中元は夏、お歳暮は冬と覚えましょう


漆器 山田平安堂|夏季限定「サラダボウル白漆」


「お中元」は、1年の上半期の感謝を込めて、夏に贈るギフト。
それに対して「お歳暮」は、1年間の感謝を込めて、年末に贈るギフトです。

基本的に、お中元とお歳暮は対として贈るものですが、 どちらか一方のみにする場合は年末であるお歳暮の方が優先されます。
また、贈り物にかける金額もお歳暮の方が比較的高額になることが多いようです。

いずれも「いつもありがとうございます」という感謝の気持ちを表す贈り物ですので、「お中元は夏ギフト」、「お歳暮は冬ギフト」という覚えておくと良いでしょう。



お中元を贈る相手は?


漆器 山田平安堂|寿恵広グラス 金龍銀龍




感謝を込めて、目上の方へ贈ることが一般的

お中元は仕事でお付き合いのある方や、会社の上司など、目上の方に贈ることが一般的です。
また、仕事関係以外でも、恩師や離れて住んでいる家族、友人に贈ることもあります。
結婚を期に、義理の両親などお互いの実家に贈るようになる人も多いようです。



公務員の方など、お中元を贈ってはいけない相手もいる

公務員の方や一部の民間企業では、お中元のやりとりがあらかじめ禁止されている場合があります。
これは、 利害関係者からお金や品物を受け取ってはいけないという決まりがあるためです。

せっかく贈っても受け取っていただくことができず、かえって返送の手間などを取らせてしまうことも・・・
心配な場合はお中元を贈っても大丈夫かどうか事前に確認をすると安心です。



相手が喪中の場合でも贈ることができる

お中元は「お祝いごと」ではないため、贈る側、贈られる側のどちらかが喪中の場合でも差し支えありません。

ただし、四十九日の忌明け前の場合は少し時期をずらし、暑中見舞いとして贈る配慮があると良いでしょう。
また、その際は 紅白の水引などのおめでたい熨斗は避け、白無地の紙や短冊をかけて 贈りましょう。



お中元の時期はいつ? 地域ごとに風習が異なる


地域別のお中元の時期マップ

お中元を贈るのはいつ?地域別マップ


お中元は一年の上半期の感謝を表す贈り物ですので、夏の間に贈ることが一般的です。
地域によって、日付が異なりますので、以下を参考にして下さい。



【北海道】7月中旬から8月15日まで

北海道の方へお中元を贈る場合は、7月中旬から8月15日までの間に届くように贈りましょう。
北海道の夏は比較的短いため、8月下旬になるともう秋の気配が訪れる地域もあります。
アイスクリームやゼリーなど、夏らしいギフトを贈る場合は、早めに届くように手配できると良いですね。



【東北・関東】7月初旬から7月15日まで

東北と関東のお中元は、7月15日までに届けましょう。
全国的に一番早いお中元 ですね。
デパートではお中元商戦の影響から、年々受付時期が早まっているようですが、できれば6月中に贈るのは避け7月に入ってから届くように手配しましょう。



【北陸】地域によって異なる

北陸では、地域によって7月前半に贈る場合と、7月後半から8月15日の間に贈る場合に分かれています。
相手方に訊ねるのも良いですが、 心配でしたら間を取って7月15日前後に贈るという手もあります。



【東海・関西・中国・四国】7月中旬から8月15日まで

東海・関西・中国・四国のお中元は、7月中旬から8月15日までに届けるのが一般的です。
ただし、最近では関東の風習に合わせて、7月中旬ごろまでに贈る方も増えているようです。



【九州】8月1日から8月15日まで

九州のお中元は、8月1日から8月15日までと、全国的に見ても遅めです。
ただしこちらも関西地域と同じ理由で、年々早まる傾向にあります。



【沖縄】旧暦の7月15日まで

沖縄の方へお中元を贈る場合は、旧暦の7月15日までに贈りましょう。
沖縄ではお盆の行事も旧暦に合わせてお祝いをするため、お中元もそちらに合わせるのがマナーです。
ちなみに 2024年の旧暦7月15日は、「8月18日」 となります。



Q.お中元の時期を過ぎてしまったら

忙しくて事前に手配が出来なかったり、贈る相手の方の都合が悪かったりと、お中元の時期を過ぎてしまうこともありますよね。
その場合は、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」という名前でギフトを贈ることができます。



〉暑中見舞い
贈る相手の方が関東にいらっしゃる場合、7月15日から立秋の8月8日頃までは「暑中見舞い」としてご挨拶の品を贈りましょう。
夏のピークとなり、一年で一番暑い時期ですので、涼を感じる食べ物や飲み物を贈ることがおすすめです。

〉残暑見舞い
残暑見舞いは、「まだまだ暑いですね」と長引く暑さを見舞うもの。
具体的に、いつまでという決まりはありませんが、だいたい立秋から8月いっぱいに「残暑見舞い」を贈ることが適当です。
特に暑さが厳しい年は、9月に入っても残暑見舞いを贈る場合もございます。



お中元の平均予算は5000円前後


漆器 山田平安堂|夏季限定「青紅葉」シリーズ


お中元の平均予算は、5,000円程度。
一般的には、家族や親戚には3,000円前後のものを、上司や特にお世話になった目上の方には、5,000円から1万円くらいのものを贈る場合が多いようです。
ただこちらの予算はあくまで目安なので、無理のない範囲で、感謝の気持ちが伝わり、喜んでいただけそうなものを選びましょう。



家族・親戚  3,000円くらい
上司  5,000円くらい
特にお世話になった人  1万円くらい



お中元の贈り方|送り状から熨斗(のし)の書き方まで

お中元を贈るお相手と予算が決まったら、いよいよお中元を贈る準備をしましょう。
こちらでは、お中元を選んでから実際にお贈りするまでの作法をご紹介いたします。



贈る相手に合わせて、お中元を選ぶ

お中元は、贈る相手の好みや家族構成に合わせて品物を選びます。
例えば、一人暮らしのお年寄りでしたら食べやすく量が多すぎないものを、また、ご家族に贈る場合はお子様も一緒に楽しめるジュースやゼリーなどが喜ばれます。

感謝を伝える贈り物ですので、相手を想って選んだという配慮が伝わるよう心がけましょう



お中元には熨斗(のし)をかける


お中元には熨斗をかけましょう

お中元には紅白蝶結びの水引の熨斗紙をかける


お中元は、日頃の感謝を伝えるあらたまったギフトですので、熨斗(のし)をかけるのが一般的。

紅白の蝶結びの水引をかけて、表書き(のしの上部)には「御中元」と書きましょう。
下書き(下に書く文字)は、送り主の名前を書きます。

デパートやギフト対応をしているオンラインストアでは、お中元用の熨斗を指定するとサービスとしてかけてくれるので注文時に伝えるようにしましょう。



お中元は郵送し、送り状を書く

お中元は、相手のお家まで持参することが正式とされておりますが、現代ではかえって相手に気を遣わせてしまうため、郵送するのが一般的です。

そして、お中元を郵送する際は、送り状を書いて事前にお中元が届くことを相手の方に伝えるのがマナーです。

手紙でもはがきでも構いませんので、実際の品物が届く前につくように送り状を送りましょう。
ただし、家族など親しい間柄の場合は、お電話でお知らせするのでも構いません。

以下に、送り状の例文をいくつかご紹介します。
親しい方への送り状の場合は、相手を思いやる気持ちを込めて、自分の言葉で自由に書いてみて下さい。



目上の方へ贈る場合の文例

拝啓
厳しい暑さが続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
○○様には日頃から大変お世話になり、心よりお礼申し上げます。
つきましてはお中元のおしるしに、別便にて○○をお送りいたしました。
○日頃には届くかと存じますので、ご笑納いただけますと幸いです。
時節柄、お身体の具合を崩されませぬよう、何卒ご自愛くださいませ。
本来ならばお伺いするべきところ、まずは略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。 敬具


お取引先などビジネスの相手に贈る場合

謹啓
盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てにあずかり、厚く御礼申し上げます。
つきましては、心ばかりの品ではございますが、日頃のお礼までに本日○○デパートより○○をお送りいたしました。皆様でご賞味いただけますと幸いです。
末筆ではございますが、貴社のますますのご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
略儀ながら書中をもちましてお中元の挨拶を申し上げます。 謹白


親しい方や親族へ贈る場合

拝啓
連日暑い日が続いておりますが、○○様、ご家族の皆様はお元気でお過ごしでしょうか。
先日は久しぶりに皆で集まることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。あんなに小さかった○○ちゃんがもう小学生なんて、子どもの成長の早さには驚かされるばかりですね。
さて、ささやかですが、別便にて当地特産の○○をお送りしました。気に入ってもらえたら嬉しいです。
今夏はこれからも猛暑が続くそうですね。どうかお身体ご自愛くださいね。
まずは書中にて、ご挨拶まで。 敬具


お中元をもらったらどうすれば良い? 〜お礼の仕方〜

お中元をいただいたら、まずは届いたことの連絡を兼ねてお礼の電話をしましょう。
そして、お中元をいただいてから2、3日後に手紙で感謝の気持ちを伝えます。
電話でお礼を伝えている場合も、お礼状をしたためると丁寧です。

お中元は基本的には目下の方から目上の方へ贈るものですので、お返しは必要ありません。
お互いの関係性上、お返しをする場合は「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として贈ります。



感謝を伝えるお中元におすすめ。山田平安堂の漆器ギフト

宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、大切な方へのお中元に安心してお選びいただけるギフトをご用意しております。

熨斗紙、ラッピングの無料サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。



上質な重箱に高級和菓子をたっぷり詰めた限定ギフト


食べて、使って、2度嬉しい和菓子と重箱のギフトセット

夏季限定でご紹介している金魚絵柄の重箱に、創業120年の老舗「赤坂青野」の芳醇な和菓子をお詰めしてお届けするギフトセットです。
金魚は夏の風物詩であるだけでなく、幸運を招く縁起物としても古くより親しまれてまいりました。
大切な方への夏のご挨拶に、お選びいただけましたら幸いです。

商品名:【夏季限定】一ヶ重 金魚(老舗和菓子付き)
価格:9,900円(税込)


山田平安堂の一ヶ重ギフトへ寄せられたレビュー

今回はお世話になっている方に特別な贈り物をしたく和菓子と漆器のセットを購入しました。 贈り物なので実物は見ていませんが お菓子を頂いた後に器も使えるので とても、素敵なセットだなと思います。


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