【祝100歳】百寿とは?基礎知識やお祝いの方法&おすすめプレゼントを解説

100歳を迎える方のお祝い「百寿(ももじゅ・ひゃくじゅ)」。
長寿祝いの中でも特別な節目として、ご家族や親族でのお祝いを考えているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
こちらでは、100歳のお祝い「百寿」をお祝いするタイミングや方法、おすすめのプレゼントアイデアをご紹介します。
ご家族みんなの心に残る素敵なお祝いになりますよう、参考にしていただけましたら幸いです。
2025年(令和7年)に百寿を迎える人は?
- 【満年齢で100歳】1925年(大正14年)丑年生まれ
- 【数え年で100歳】1926年(大正15年/昭和元年)寅年生まれ
百寿(ももじゅ・ひゃくじゅ)とは
「百寿(ももじゅ・ひゃくじゅ)」とは、100歳の長寿祝い。
昔に比べて平均寿命が長くなったとはいえ、100歳まで生きるのは大変珍しくおめでたいお祝いです。
100年は1世紀であることから、「紀寿(きじゅ)」とも呼ばれます。
年齢 | 長寿の種類 |
---|---|
満60歳 | 還暦(かんれき) |
70歳 | 古希(こき) |
77歳 | 喜寿(きじゅ) |
80歳 | 傘寿(さんじゅ) |
88歳 | 米寿(べいじゅ) |
90歳 | 卒寿(そつじゅ) |
99歳 | 白寿(はくじゅ) |
100歳 | 百寿(ももじゅ)または紀寿(きじゅ) |
※他にも、100歳を超えた長寿祝いには、108歳の茶寿(ちゃじゅ)や111歳の皇寿(こうじゅ)、120歳の大還暦(だいかんれき)などがあります。
百寿は数え年?満年齢?
長寿のお祝いはもともと「数え年」で行うのが一般的でした。
数え年とは、生まれた時を1歳として、そこからお正月が来るたびに1歳ずつ年を取っていく数え方。
昔の人はそれぞれの誕生日ではなく、新年に年神様から揃って“年”を授かっていたことから、年齢も数え年で考えられていたためです。
これに対して、現代の年齢の数え方を「満年齢」と呼びます。
日本では明治時代に満年齢が一部で使われ始め、戦後に満年齢に統一されるようになりました。
現代の長寿祝いでは、それぞれの考え方や地域によって、数え年・満年齢どちらでお祝いをしてもかまわないとされています。
満年齢で祝う場合 | 数え年で祝う場合 | |
---|---|---|
2025年/ 令和7年 |
1925年/大正14年 丑(うし)年生まれ |
1926年/昭和元年 寅(とら)年生まれ |
2026年/ 令和8年 |
1926年/昭和元年 寅(とら)年生まれ |
1927年/昭和2年 卯(うさぎ)年生まれ |
2027年/ 令和9年 |
1927年/昭和2年 卯(うさぎ)年生まれ |
1928年/昭和3年 辰(たつ)年生まれ |
百寿をお祝いする方法とポイント

百寿は大変おめでたいお祝いですので、ぜひご家族でお祝いをして差し上げたいもの。
一方、100歳を迎える方はお元気にされている方でも、疲れやすかったり免疫力が落ちていたりするため、ご本人の状況や体調を考慮しながら計画をする必要があります。
ここからは、百寿のお祝いの方法やポイントをまとめてご紹介いたします。
ご家族で集まってお祝いする
ご家族のおじい様、おばあ様が百寿を迎える際には、ご家族やご親族でお祝いをすることが一般的です。
100歳のお誕生日の近くの連休や、お正月やお盆、敬老の日など集まりやすいタイミングに、都合を合わせて計画してみてはいかがでしょうか。
百寿を迎える方にとっては、自分の子どもや孫、ひ孫が揃ってお祝いをしてくれるのが一番嬉しいお祝いです。
遠方でどうしても都合がつかない家族はビデオ通話で参加するなど臨機応変に対応しながら、ご家族みなで百寿のお祝いを華やかに盛り上げましょう。
縁起の良いプレゼントを贈る
百寿のお祝いには、華やかでおめでたいプレゼントを贈るのがおすすめ。
100歳という節目の年のお祝いですから、ご家族で相談しながら特別感のあるプレゼントを選んでみましょう。
また百寿のお祝いには、親族や日頃お世話になっている方にお配りする記念品を作るのも素敵です。
お菓子や雑貨、食器に「百寿記念」「祝百寿 ○○(お名前)」などの文字を入れて、オーダーメイドの品を用意してみてはいかがでしょうか。
祝い色を取り入れてみる
長寿のお祝いには年齢ごとにそれぞれ「祝い色(テーマカラー)」がございます。
百寿の祝い色は「桃(ピンク)色・白」。
お花の色を選ぶときなど、何色にするか迷った場合は祝い色を取り入れてみるのもおすすめです。
また一般的に祝い事に使われる赤(朱)や金色も、大変華やかでおめでたい雰囲気を演出することができるため人気です。
ご本人の体調に配慮する
百寿のお祝いは、ご本人の体調第一で行うようにしましょう。
100歳を迎える方は体力が落ちている場合が多いため、できればご自宅など、疲れたら途中で横になって休んでいただける環境でお祝いを行えると良いでしょう。
またご親族が集まる場合は
・お祝い会は長くて2時間程度にとどめる
・途中で退席できるよう準備しておく
・感染症対策をする(流行する時期は避ける、マスクをするなど)
・体調に不安がある場合は欠席してもらう
など、くれぐれも無理のないよう配慮をしながら計画を進めましょう。
百寿のお祝いに喜ばれるプレゼントアイデア
百寿のお祝いには、以下のようなプレゼントがおすすめです。
1.お花
華やかなお花は、百寿のお祝いにぴったりのプレゼント。
豪華なブーケのほかに、美しいお花を長く飾って置けるプリザーブドフラワーのアレンジメントも人気です。
おじい様・おばあ様がグループホームなどにいらっしゃる場合は、お水の交換や処分の手間がかからない品を選ぶのがおすすめです。
2.お菓子
甘いものがお好きなおじい様・おばあ様には、お菓子のプレゼントはいかがでしょうか。
百寿のお祝いには、カステラやどら焼き、ゼリーなど、柔らかく食べやすいものがおすすめです。
名入れ・文字入れができるお菓子や、老舗のお菓子を選ぶと特別感が出て喜んでいただけるのではないでしょうか。
3.縁起物
百寿は大変おめでたい長寿祝い。
「これからもずっとお元気で長生きして下さい」という気持ちを込めたプレゼントには、鶴亀や末広がりの富士山など、縁起の良い贈り物がおすすめです。
また「長い=長寿」として縁起の良いお箸も、「これからも美味しいものを食べて下さい」という意味で贈られることが多いプレゼントです。
4.写真立・アルバム
百寿のお祝いには、写真立やアルバムをプレゼントするのも喜ばれます。
ご家族との思い出を振り返ることができる写真は、見るたびに心が温まる贈り物に。
百寿のお祝い当日の記念写真を入れて、あとからプレゼントするのもおすすめです。
5.手作りギフト
百寿のプレゼントには、手作りのギフトを贈るのもおすすめです。
ひ孫ややしゃご(玄孫)がいらっしゃる場合には、手作りのカードや折り紙で折った鶴、工作など、お子様ならではの温かな贈り物を贈ってみてはいかがでしょうか。
小さなお子様とのふれあいは、おじい様・おばあ様にとってなにより嬉しいプレゼントに。
百寿のお祝いに贈るメッセージ文例
百寿のお祝いには、プレゼントとともにメッセージを贈るとより気持ちが伝わります。
「これからも長生きして下さい」という願いを込めて、大切な方の100歳をお祝いしましょう。
あらたまったお祝いメッセージ例
お母さん(お父さん)が私たち家族に注いでくださった沢山の愛情とお力添えに、深く感謝しております。
これからも益々のご健康をお祈りいたします。
どうぞこれからも元気で、私たちにたくさんの素敵な笑顔を見せてください。
長きにわたり家族の中心として、私たちを見守り、励ましてくださる姿にいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもどうぞお健やかに、穏やかな日々をお過ごしくださいませ。
カジュアルなお祝いメッセージ例
いつもおばあちゃんの話を聞くのが楽しみで、家族みんなが助けてもらっています。
これからもお元気で、長生きして下さいね。
小さいころから沢山お世話になったおばあちゃんに、今度は○○(ひ孫の名前)が遊んでもらっているのを見ることができて幸せです。
お身体に気を付けて、これからも元気でね。
100歳おめでとう。またいっしょにあそんでね。○○より
百寿のお祝い・記念に。創業1919年「山田平安堂」の伝統工芸ギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、ご家族の百寿のお祝いや記念におすすめのギフトを、多数ご用意しております。
日本の伝統工芸である漆器は、おめでたい贈り物として、多くの方にご好評いただいております。
記念のお祝いにふさわしく、熨斗紙の無料サービスはもちろん、お品物への名入れ・文字入れ(別料金)も承っておりますので、どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。
創業120年老舗銘菓を縁起の良い重箱に詰合せたギフト
商品名:一ヶ重 鶴亀宝づくし(老舗和菓子セット)
価格:8,250円(税込)
百寿のお祝いにご好評いただいている和菓子と重箱のギフトセット。
長寿のシンボル「鶴亀」を描いたおめでたい重箱に、名店「赤坂青野」の人気和菓子を詰めてお届けいたします。
おじい様・おばあ様に召し上がっていただきやすい、“ちょうど良い量で高級感のあるお菓子”として嬉しいお声を多く頂戴している贈り物です。
長寿の縁起物「鶴亀」を描いたボンボニエール
商品名:ボンボニエール 鶴亀
価格:5,500円(税込)
長寿でおめでたい鶴と亀を描いた、手のひらサイズのボンボニエール(菓子器)です。
お菓子はもちろん、小物入れやお薬入れとしてもお使いいただけます。
百寿のお祝いに、ご親族の方にお配りする記念品としてもおすすめです。
末広がりの「富士山」を描いたおめでたい飾皿
商品名:飾皿 富士に松
価格:16,500円(税込)~
日本を代表する富士山は、裾野が広く末広がりであることから長寿のシンボルとしても大変おめでたいモチーフ。
こちらの飾皿には、そんな富士山を「沈金」という伝統技法で描いております。
「これからも末永くお元気でお過ごしください」という気持ちを込めた百寿のお祝いにいかがでしょうか。
どこから見ても美しい金箔フレームのフラワーアレンジメント
商品名:フラワーフレーム 寿/麗
価格:39,600円(税込)
いけばな家元御用達「青山花茂」の美しいアレンジメントを両面にあしらったフラワーフレームです。
「枯れないお花」プリザーブドフラワーでお作りしておりますので、お手入れも簡単で末永くお楽しみいただけます。
フレームには金箔をあしらい、百寿のお祝いにふさわしい和の豪華なインテリアにお仕上げしました。
笑顔を飾りたい「鶴亀」のフォトフレーム
商品名:写真立 鶴亀
価格:16,500円(税込)
おめでたい鶴と亀を、金銀彩で描いたフォトフレームです。
ご家族の記念写真など、思い出の一枚を飾るのにふさわしい2Lサイズでお作りしております。
百寿のお祝い当日のお写真を飾る写真立として贈るのもおすすめです。