喜寿とは何歳のお祝い?意味や由来・お祝いの仕方を解説

喜寿とは何歳のお祝い?意味や由来・お祝いの仕方を解説|おすすめプレゼント27選も紹介

77歳を迎える方を祝う、喜寿祝い。
日本では、古くから長寿の方をお祝いする習慣があり、それぞれの年齢によってお祝いが異なります。

こちらの記事では、喜寿の意味や由来・お祝いの仕方について解説していきます。

また、喜寿を迎えた方に喜ばれる人気のプレゼントも合わせてご紹介していますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。





喜寿(きじゅ)とは

喜寿(きじゅ)とは、77歳を迎える方の長寿のお祝いのこと。

60歳を迎える還暦祝いに始まり、70歳の古希祝い、そして、77歳をお祝いする喜寿祝い。
その後には、80歳を祝う傘寿に、88歳を祝う米寿。

日本には、節目に合わせてさまざまな長寿祝いがあります。



■ 長寿祝い一覧
満年齢 長寿の種類
60歳 還暦(かんれき)
70歳 古希(こき)  
77歳 喜寿(きじゅ) 
80歳 傘寿(さんじゅ)
88歳 米寿(べいじゅ)
90歳 卒寿(そつじゅ)
99歳 白寿(はくじゅ)
100歳 百寿(ももじゅ)または紀寿(きじゅ)

※他にも、100歳を超えた長寿祝いには、108歳の茶寿(ちゃじゅ)や111歳の皇寿(こうじゅ)、120歳の大還暦(だいかんれき)などがあります。



【PICK UP】喜寿のお祝いにおすすめ
「宮内庁御用達」和菓子詰め合わせ一ヶ重


創業120年の老舗和菓子店「赤坂青野」の芳醇な和菓子を、縁起の良い重箱に入れてお届けするギフトセット。
重箱には長寿のシンボルである「鶴と亀」を描いた、おめでたいギフトです。
お菓子を楽しんだあとは、器も長くお楽しみいただけますので、心にも形にも残る喜寿祝いをお探しの方におすすめです。


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喜寿の由来・意味について

喜寿とは

漢字の「喜」を草書体で書いたときの「㐂」が七十七と読めることから、77歳の長寿祝いを「喜寿」と呼び始めたとされています。

60歳を祝う還暦祝いや70歳を祝う古希祝いは、中国が発祥とされています。
一方、喜寿は、室町時代の終わり頃から祝われるようになった日本発祥のお祝いです。



喜寿祝いの贈り方・マナー

ここからは、喜寿祝いに関するマナーについてご説明していきます。

喜寿のお祝いをするタイミングは?

喜寿をお祝いするタイミングは、「77歳のお誕生日」や「お正月」、「敬老の日」や「お盆」など、ご家族が集まりやすい日に行うのが一般的。

昔は、生まれた日を1歳として数える「数え年」で行われてきましたが、現在では「満年齢」*で77歳のときに喜寿のお祝いをする方が増えています。
*満年齢…生まれた日を0歳として数え、誕生日に歳をとる



■ すぐわかる!喜寿祝い早見表
満年齢で祝う場合 数え年で祝う場合
2024年/
令和6年
1947年/昭和22年
亥(いのしし)年生まれ
1948年/昭和23年
子(ねずみ)年生まれ
2025年/
令和7年
1948年/昭和23年
子(ねずみ)年生まれ
1949年/昭和24年
丑(うし)年生まれ
2026年/
令和8年
1949年/昭和24年
丑(うし)年生まれ
1950年/昭和25年
寅(とら)年生まれ


喜寿のお祝いの仕方について

喜寿のお祝いは、77歳を迎えた親族(または親しい方)と集まってお食事会を開いたり、旅行に行ったりするのが定番です。

しかし、仕事の都合上や、ご家族が遠方に住んでいる場合、直接会ってお祝いできないという方もいるかと思います。

そんな時は、お祝いのプレゼントを贈ると良いでしょう。離れていても、心のこもったプレゼントを贈ることで、喜寿を迎えた方にも気持ちがしっかり伝わりますよ。



喜寿祝いに贈るプレゼントの相場について

一般的な喜寿祝いの金額相場は、1万〜3万円。

成人されているお孫さんからお祖父母様に贈る場合は、3千円~3万円程度。ご両親に贈る場合は、少し金額が上がり1万円~5万円程度と言われています。また、親戚や知人への喜寿祝いには、5千円~2万円くらいのプレゼントを贈ります。



喜寿祝いの相場の目安

お祖父母さま 3,000~30,000円
父母(義母・義父) 10,000~50,000円
親戚や上司・恩師 5,000~20,000円

ただし、あまりに高価なものを贈ると、相手の方に気を遣わせてしまうことも。
上記の金額相場はあくまでも目安ですので、無理のない予算範囲で相手の方に喜んでいただけるプレゼントを選びましょう。



喜寿祝いで喜ばれるプレゼントの選び方

77歳を迎える方に贈る、喜寿祝いのプレゼント。
一生に一度のおめでたい日だから、相手の方にお祝いの気持ちが伝わるものを贈りたいですよね。
ここからは、喜寿祝いで喜ばれるプレゼントの選び方をご紹介していきます。



記念に残るものや実用的なものを選ぶ

喜寿のお祝いは、77歳を迎える方の特別なお祝いですので、記念に残るものやお祝いを華やかに彩るものを贈るのがおすすめ。

相手の方のお名前やメッセージが入った「名入れギフト」は世界に一つだけのプレゼントなので特別感があります。心がパッと晴れやかになるフラワーギフトも、お祝いの定番で喜ばれますよ。

また、普段の生活で使える実用的なアイテムも喜寿祝いに人気。

毎日の食卓で活躍する食器はもちろん、お家でゆったりとくつろげる「リラックスグッズ」など、相手の方のライフスタイルや好みに合わせて贈り物を選びましょう。


「本当に良いもの」「ワンランク上の特別なお祝い」を贈りたい方には、宮内庁御用達ブランドの贈り物もおすすめです。(詳しくはこちら



「紫色」のアイテムを選ぶ

喜寿のテーマカラーは「紫色」。

古くから、紫色は高貴な色として知られ、77歳を迎えた方への敬意の気持ちを表します。さらに、癒し効果もあるため、健康や長寿を願い、お祝いするのに最適な色とされています。

ちなみに、60歳の還暦のお祝いに赤色のちゃんちゃんこを着て祝う習慣があるように、77歳の喜寿祝いでは、テーマカラーである「紫色」のちゃんちゃんこを着て祝う習慣があります。最近ではちゃんちゃんこの代わりに、「紫色」にちなんだプレゼントを贈る方も増えていますよ。



タブーとされているものは避ける

喜寿祝いのプレゼントには、控えた方が良いアイテムもいくつかあります。
「死」や「苦」などを連想させる縁起の悪いもの縁起の悪いものや、老いを感じさせるようなものは避けましょう。

喜寿祝いのプレゼントでタブーとされているもの
日本茶 香典返しや弔辞に使われることから、不祝儀を連想させるため、縁起が悪いとされています。
櫛(くし) 言葉の響きから「苦」「死」を連想させたり、櫛の歯が欠けることが不吉と言われることから、長寿祝いには不向きとされています。
ハンカチ 葬儀で顔にかけたり、別れを連想させるため避けた方が無難です。
杖、補聴器、老眼鏡 実用性があって良さそうに思えますが、相手によっては老いを感じて傷ついたり、気分を害してしまったりすることも。
喜寿のお祝いとは別に、贈る方が良いでしょう。


喜寿祝いのプレゼントに添えたいメッセージ文例集

喜寿祝いのプレゼントにメッセージを添えることで、贈る側にとっても、もらう側にとっても、素敵な思い出となります。
普段、恥ずかしくて言えない「感謝の気持ち」を、喜寿を迎える方に伝えてみましょう。

こちらでは、喜寿祝いのプレゼントに添えるメッセージの例文を、贈る相手別にご紹介。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。



ご両親に贈るお祝いメッセージ例

喜寿おめでとうございます。
いつも、家族のために色々してくれてありがとうございます。
まだまだ面倒をかけてしまうと思いますが、これからもよろしくお願いします。
喜寿おめでとうございます。
私たちを産んでくれて、健やかに、幸せに育ててくれてありがとう。
いつまでも元気で長生きしてください。


おじいちゃん・おばあちゃんへ贈るお祝いメッセージ例

喜寿おめでとう。
いつも生き生きと前向きに過ごしているおばあちゃん(おじいちゃん)は私の自慢です!
これからも益々元気で楽しく過ごしてください。
喜寿おめでとうございます。
今までの長い人生色々あったと思うけど、これからも体に気をつけて、もっともっと長生きしてくださいね。


親戚・上司・恩師へ贈るお祝いメッセージ例

この度は、喜寿おめでとうございます。
時の経つのは早いものですね。
これからも益々元気で楽しく過ごしてください。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
この度は喜寿を元気に迎えられて、おめでとうございます。
○○さんの活動的なお姿に、いつも元気を頂いています。
これからも、益々元気に趣味を楽しみながら、お過ごし下さい。


まとめ

喜寿のお祝いが始まった室町時代の平均寿命は40代。そのため、77歳まで生きる人はとても珍しい時代でした。
一方、現代の77歳はまだまだ元気な方もたくさんいらっしゃいます。
「いつもありがとう、これからも元気でいてね」の気持ちが伝わる素敵なプレゼントを選んで、心のこもったお祝いをしてあげましょう。



大切な方に贈る喜寿祝いのおすすめプレゼント

宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、大切な方への喜寿祝いに安心してお選びいただけるギフトを、多数ご用意しております。

日本の伝統工芸である漆器は、おめでたい贈り物として、多くの方にご好評いただいております。

お祝いの気持ちがより伝わりますよう、熨斗紙、ラッピングの無料サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。




人気No.1!長寿のシンボル「鶴亀」を描いたペア鉢


“末広がり”で縁起の良い漆器ギフト

長寿祝いのプレゼントとして大変ご好評いただいている漆器のペア鉢です。
朱と黒の器に、それぞれ金銀でおめでたい鶴と亀を描いております。
「これからもずっとお元気でいて下さい」という気持ちを伝える喜寿祝いにおすすめです。

商品名:寿恵広鉢 鶴亀(ペア)
価格:22,000円(税込)


寿恵広鉢 鶴亀へ寄せられたレビュー

義父の卒寿祝いに
特別な記念日の贈り物として最適かと思い、こちらの商品を選ばせて頂きました。
お目出度い柄の漆器で、キチンとした贈り物だと思います。
機会があれば、また利用させて頂きたいと思います。


寿恵広鉢 鶴亀へ寄せられたレビュー

高級感があり使いやすい!
以前、還暦祝いで購入し、軽くて使いやすいと好評だったため、今回は古希祝いに購入しました。
高級感があり、丼物やサラダ等何にでも使えると思います。


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大切な方に2度喜ばれる和菓子×一ヶ重ギフトセット


創業120年老舗銘菓をたっぷり詰め合わせ

老舗和菓子店「赤坂青野」の人気銘菓を、縁起の良い鶴亀絵柄の重箱に詰め合わせたギフトセットです。
おめでたい重箱と、美味しい和菓子に「2度喜ばれた」というお声の多い贈り物です。
お世話になっている方や目上の方への喜寿祝いにおすすめです。

商品名:一ヶ重 鶴亀宝結び(和菓子セット)
価格:8,250円(税込)


一ヶ重 鶴亀宝結びへ寄せられたレビュー

とても丁寧で迅速に対応頂きました。またお願いしたいと思います。


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くつろぎのひと時を贈る蒔絵タンブラー


お酒が好きな方への喜寿祝いにおすすめ

ドイツの老舗グラスメーカー「シュトルツルラウジッツ社」のクリスタルガラスに、日本の伝統工芸「蒔絵」でモダンな刷毛目を描いたシュバルツ(黒)タンブラーです。
世界の一流ホテルでも愛されている上質なグラスに、ここにしかないデザインを施したギフトは、「これからも美味しいお酒を楽しんで下さい」というメッセージが伝わる喜寿祝いにおすすめです。

商品名:シュバルツタンブラー 金龍銀龍
価格:8,250円(税込)/1客


シュバルツタンブラーへ寄せられたレビュー

父の還暦祝いに贈りました。お酒はもちろん、コーヒー、麦茶などを飲む時に使ってくれているようです。写真を撮り忘れてしまいましたが鶴亀リボンのラッピングも素敵でした!購入して良かったです。


≫商品ページで詳しく見る




美しい「花と蝶」を描いたボンボニエール


伝統工芸・蒔絵が楽しめる丸小箱

繊細な蒔絵で、美しい花と蝶を描いた漆器の小箱です。
手のひらに収まるサイズですので、ピルケースや小物入れとしてお使いいただくことができます。
お母様やおばあ様への喜寿のお祝いにおすすめです。

商品名:丸小箱
価格:19,800円(税込)


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喜寿の記念に。富士山を描いたおめでたい飾皿


繁栄のシンボルを描いた赤い飾皿

こちらは、華やかな「赤」の飾皿に、沈金という技法で富士と松を描いた飾皿。
末広がりの富士山と、常緑樹である松はいずれも「繁栄」や「長寿」のシンボルとしておめでたい絵柄です。
名入れ・文字入れ(別料金)をすることもできるので、喜寿を迎える方のお名前とお誕生日などを入れて贈るのもおすすめです。

商品名:飾皿 富士に松
価格:16,500円(税込)~


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「これからも食事を楽しんで」気持ち伝わる夫婦箸


金銀箔を散らした奥ゆかしく華やかなお箸

箔の上から漆を重ねる「白檀塗」の技法を用いたペアのお箸です。
お箸は“長い”ことから、長寿を願う縁起の良い贈り物としても人気があります。
「いつまでも美味しいご飯を楽しんで下さい」という気持ちを伝える喜寿のプレゼントにおすすめです。

商品名:細身箸 白檀散らし(ペア)
価格:10,120円(税込)


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母の日限定!お母様への特別の感謝を伝えるプレミアムギフト


喜寿祝い×母の日の豪華なプレゼントにおすすめ

毎年母の日限定にてご案内している、豪華コラボレーションギフト。
いけばな家元御用達「青山花茂」が手掛ける最高品質のプリザーブドフラワーと、創業120年老舗「赤坂青野」の桜餡スイーツを平安堂の器に詰め合わせてお届けいたします。
喜寿の節目の母の日のプレゼントに、特別感のある贈り物をお探しの方におすすめです。

商品名:フラワーボックス×さくらスイーツ*トレー&デザートセット
価格:13,200円(税込)


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