初節句には名前旗だけでもいい?二人目の子どものお祝いにもおすすめの理由&飾り方をご紹介

大切なお子様が迎える初節句。
赤ちゃんの健やかな成長を願って贈る、節句飾りのひとつに「名前旗」がございます。
こちらでは、「初節句に名前旗だけ飾るのは大丈夫?」「名前旗はどんな時に飾るの?」といった疑問についてお答えします。

名前旗は、「雛人形・五月人形はゆっくりと検討したいから先に贈る」「二人目が生まれたので雛人形の代わりに贈る」といった場面でも選ばれている節句飾り。
素敵な初節句をお祝いするお手伝いとなりましたら幸いです。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
初節句に飾る「名前旗」とは?

名前旗は、雛祭りや端午の節句といったお祝いに飾る節句飾りのひとつ。
赤ちゃんのお名前を書いたもので、雛人形や五月人形と一緒に飾る場合は一般的に人形に向かって右側に並べて飾ります。
名前旗は、戦国時代に武将が掲げていた「旗」を由来としており、現代ではご家族が心を込めてつけた赤ちゃんの大切なお名前を飾るものという意味で贈られます。
雛人形・五月人形はなかなかオーダーメイドで作るのは難しいものですが、名前旗を飾ることで、“その赤ちゃんだけのもの”とより特別感のあるお祝いにすることができるので人気です。
女の子向けにはピンクや赤に可愛らしい絵柄を描いたもの、男の子向けには黒や青に勇ましい絵柄を描いたものなど、様々なデザインが用意されています。
初節句には「名前旗」だけでもいい?

名前旗だけでも華やかにお祝いできる
赤ちゃんの初節句には、名前旗だけでもOKです。
赤ちゃんが生まれてすぐに節句がやってくる場合や、これから引っ越しを検討している場合など、雛人形・五月人形は落ち着いてからゆっくりと選びたいという理由から、初節句には名前旗だけ用意するという方もいらっしゃいます。
またスペースや予算の関係で、お人形は贈らないというご家庭もあるかもしれません。
名前旗だけでも華やかにお祝いすることができますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
名前旗は節句以外にも使える
名前旗は、雛祭りや端午の節句以外にも飾ることができるおすすめの節句飾り。
お子様のお名前が書いてあるため、命名札としてお使いになる方や、七五三・お誕生日など、節目のお祝いのたびに飾ることができます。
名前旗は写真にも映えるため、記念撮影をする場合に一緒に写すのもおすすめです。
初節句から同じ名前旗と一緒に写真を撮ることで、サイズの対比でお子様の成長を感じられる写真を残すことができます。
名前旗は二人目の子どものお祝いにも
名前旗は、二人目のお子様の節句飾りとしても人気です。
雛人形・五月人形は本来の意味から考えると一人につき一体ずつ贈るのが習わしですが、上のきょうだいにすでに雛人形・五月人形を贈っている場合、飾る場所の関係から一人ずつ揃えるのは難しいということもあるかもしれません。
二人目のお子様には名前旗を贈ることで、雛人形・五月人形はひとつでも、“お子様それぞれのための飾り”を用意することができます。
ちなみに二人目のお子様に名前旗を贈る際、まだ持っていない場合には一人目のお子様にもぜひ名前旗を用意してあげるのがおすすめです。
それぞれのお子様に名前旗があることで、不公平感を感じないようにお祝いをしてあげることができます。
ご家族に合った名前旗の選び方
ここからは、名前旗を選ぶときのポイントをご紹介します。
最近では布地にお名前が刺繍されているオーソドックスな名前旗のほかに、木製のナチュラル感のあるものや、絵柄もさまざまなものがありますので、ぜひ好みに合って長く飾れるものを選んでみて下さい。
1.形やサイズで選ぶ
名前旗は高さ30㎝~50㎝程度で長方形のものが一般的です。
産まれたばかりの赤ちゃんの平均身長は約50㎝、1歳ごろの平均身長は約75㎝、3歳ごろの平均身長は90~100㎝くらいなので、30㎝~50㎝の名前旗はお子様と一緒に写真に写すのにちょうどいい大きさです。
一方、最近は雛人形や五月人形もコンパクトなものが主流になっていることから、とくに小さめのお人形を選んだ場合には大きな名前旗ですとバランスが悪くなってしまうこともございます。
飾る場所が限られている場合や、小さめのお人形と一緒にバランス良く飾りたいという場合には、コンパクトな名前旗やネームプレートを検討するなど、飾りたい方法に合わせて形やサイズを選んでみましょう。
2.絵柄の意味で選ぶ
名前旗には、女の子用や男の子用として、それぞれに縁起の良い絵柄が描かれていることが多いです。
ぱっとみの好みで選ぶのはもちろん、それぞれの絵柄の意味を知って選ぶのもおすすめ。
こちらでは、名前旗によく描かれている絵柄の意味をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
桜 【女の子向け】
日本を代表する春の花で、はじまりや門出を意味します。
桃 【女の子向け】
桃は古くから生命力のシンボルで、不老長寿や幸運を意味します。
うさぎ 【女の子向け】
可愛らしいうさぎは、幸運や子孫繁栄のモチーフです。
蝶 【女の子向け】
幸運や喜びを運んでくるとされる蝶々。さなぎから美しい姿に変わることから不老長寿とも言われます。
手鞠 【女の子向け】
丸いことから円満や良縁を表す日本の縁起物です。
くす玉 【女の子向け】
昔は薬草を束ねたものだったことから、無病息災を意味します。
龍 【男の子向け】
幻の存在として強さや神秘的な力を表しています。
鯉 【男の子向け】
鯉が滝を昇って龍になるという言い伝えから、立身出世のシンボルです。
虎 【男の子向け】
力強さと美しさを兼ね備えた虎には「丈夫に育ってほしい」という願いが込められています。
兜 【男の子向け】
身を守ってくれる兜は勇敢さや無病息災のモチーフです。
鳳凰 【どちらにも】
鳳凰が現れるのは天下泰平の兆しと言われたことから、平和と幸せを意味します。
鶴亀 【どちらにも】
鶴と亀は不老長寿のシンボルとして大変おめでたい絵柄です。
大切なお子様の初節句に。山田平安堂の名前旗
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、お子様・お孫様の初節句のお祝いにぴったりの名前旗をご用意しております。
こちらでご紹介している名前旗は、一般的な布製の名前旗に比べてよれたり汚れたりしづらいため、お子様の成長とともに長く美しく飾っていただくことが可能です。
日本の伝統的な文化を踏まえつつ、現代のライフスタイルに沿ったコンパクトな雛人形や兜飾りも取り揃えておりますので、この機会に合わせてご覧いただけましたら幸いです。
※表示価格は2025年2月17日現在のものです。
【男の子向け】こいのぼりと兜が初節句にぴったりの名前旗
商品名:名前旗 端午の節句
価格:44,000円(税込)
男の子の初節句にぴったりのモチーフを描いた名前旗です。
端午の節句に飾る「兜」「こいのぼり」「破魔弓・矢」を描いた名前旗は、これひとつでも十分に存在感のある節句飾りとしてお使いいただけます。
大切なお名前を、伝統工芸・蒔絵(まきえ)にて、職人が一文字一文字丁寧にお入れいたします。
「健やかに伸び伸びと成長して欲しい」という願いを込めて、男の子のお祝いにいかがでしょうか。
【女の子向け】美しい蝶々と花久寿玉が大切な名前を彩る名前旗
商品名:名前旗 桃の節句
価格:44,000円(税込)2025年桃の節句お届け分は受付終了しました
大切なお子様のお名前を、日本の伝統工芸「蒔絵(まきえ)」でお入れする名前旗です。
背景には繊細で華やかなタッチの色漆と金銀粉で、喜びや幸せのシンボルである蝶々と、厄除けの意味もある花久寿玉(くすだま)を描いております。
「たくさんの幸せと喜びに囲まれて健やかに成長して欲しい」という願いを込めた初節句の贈り物におすすめです。