【2025年】初節句には何をする？女の子・男の子それぞれのお祝いの仕方と当日やることまとめ

新しい家族が誕生して、初めて迎える桃の節句や端午の節句。

「初節句には何をしたらいいの？」
「雛人形（五月人形）を飾る以外にやることはある？」

など、疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

こちらでは、そんな方に向けて、初節句のお祝いの仕方やマナーをご紹介いたします。

ご家族の思い出に残る素敵な初節句のお祝いとなりますよう、参考にしていただけましたら幸いです。

初節句とは？

初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のこと。

女の子ならば、3月3日の桃の節句（ひな祭り）。
男の子ならば、5月5日の端午の節句（こどもの日）が初節句に当たります。

節句とはもともと中国から日本に伝わった風習で、季節の節目に厄除けをして、健康祈願をするお祝いでした。

初節句は、生まれてきた赤ちゃんがこれから無事にすくすくと成長できますようにという願いを込めてお祝いする、家族の大切なお祝いです。

初節句は必ず初めての年にお祝いする？

初節句は基本的には生まれて初めて迎える節句にお祝いをしますが、例えば2月生まれの女の子や4月生まれの男の子など、生まれてすぐに節句がやってくる場合は次の年に持ち越しても構わないとされています。
生後1～2ヶ月は赤ちゃんやお母さんの体調が安定していなかったり、お宮参りなどのイベントと重なっていたりする場合もありますので、家族で相談しながら無理のないスケジュールでお祝いができると良いですね。

初節句には何をする？

ここからは、女の子と男の子それぞれの初節句のお祝いの仕方をご紹介します。

女の子の初節句のお祝いの仕方

女の子が初節句を迎える場合は、雛人形を飾って、ちらし寿司などのお料理をいただくのが一般的です。

【女の子の代表的な節句飾り】
・雛人形
・名前旗
・羽子板

【桃の節句の代表的な食べ物】
・ちらし寿司
・菱餅
・ひなあられ
・蛤（はまぐり）のお吸い物

雛人形には女の子の身代わりの意味があり、災難や病気を代わりに引き付けてくれる厄除けのお守りとして初節句に贈られます。
ちらし寿司は縁起が良く華やかな具材を散りばめた縁起食で、蛤のお吸い物には「良縁に恵まれますように」などそれぞれ意味があります。

雛人形はだいたい桃の節句の一ヶ月前である立春（2月3日）ごろから飾り始めると良いとされております。
必ずいつまでにという決まりはありませんが、前日に飾る「一夜飾り」は縁起が悪いとされているため、できれば2月の下旬頃までには飾り始められるよう余裕をもって準備ができると安心です。

男の子の初節句のお祝いの仕方

男の子が初節句を迎える場合は、兜や破魔弓などの五月人形、こいのぼりを飾り、かしわ餅などの節句料理を用意します。
また、5月5日には菖蒲湯（しょうぶゆ）に入ると、一年間風邪をひかないと言われています。

【男の子の代表的な節句飾り】
・兜飾り
・こいのぼり
・名前旗
・破魔弓

【端午の節句の代表的な食べ物】
・かしわ餅
・ちまき

兜や破魔弓には、魔を祓い身を守るという意味があり、男の子の健やかな成長を願って初節句に贈ります。
こいのぼりは本来は外飾りといって、家の庭やベランダに飾るのが習わしですが、最近は住環境の変化などにより室内に飾る場合もあります。
地域によって風習が異なる場合もあるので、決まりがある場合はあらかじめ年長者に確認しておくと良いでしょう。

端午の節句には、関東ではかしわ餅、関西では“ちまき”をいただくのが一般的です。
お祝いの食事には、お赤飯や鯛・ブリ・鰹、タケノコなど縁起の良い食材を使った料理をいただきます。

初節句の当日はどうやってお祝いする？

ここからは、実際に節句の当日にやることをご紹介します。
赤ちゃんが小さいうちは、お母さんもお父さんも慣れていないことが多く、なにかと大変ですので、無理はせず、楽しみながら用意できる方法でお祝いができると良いでしょう。
最近はSNSなどでも色々なアイデアを見つけることができるので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

１．晴れ着を用意してお祝いする

初節句は赤ちゃんとご家族にとってのお祝いですので、晴れ着を着てお祝いするのもおすすめです。
女の子の場合は赤ちゃん用の着物やドレス、男の子の場合はベビー袴やタキシード風ロンパースなどが人気です。

赤ちゃんの月齢によって、お宮参りと同じ衣装だったり、スタイをちょっと華やかなものにする、などの工夫でもかまいません。
普段とちょっと違うお洋服を着せると、お祝い感が出てとても可愛らしくなるので、負担にならない範囲で用意してみてはいかがでしょうか。

２．節句の料理を作ってお祝いする

初節句には、お祝いの“祝い膳”を用意するのが一般的です。
女の子の初節句には、ちらし寿司や蛤のお吸い物、男の子の初節句にはかしわ餅や鯛など、縁起の良い料理を用意して家族でいただきます。

自宅で用意するのが難しい場合は、個室のある料亭で食事会をしたり、デリバリーを活用したりするのもおすすめです。

月齢にもよりますが、初節句のお料理はまだ赤ちゃん本人は食べられないことがほとんどかと思います。
お母さんお父さんに無理のない方法で、お祝いの料理を用意してみましょう。

３．記念撮影をしてお祝いする

初節句にはご家族で記念撮影をするのもおすすめです。
ご自宅でセルフ撮影するのはもちろん、ベビースタジオの初節句プランで撮影したり、出張カメラマンを依頼したりと、様々な方法があるので自分たちに合った方法で思い出に残してみてはいかがでしょうか。

記念撮影をする場合は、お母さんお父さんもワンピースやスーツなどで少しおめかしをすると、あとあとの記念になるのでおすすめです。

４．祖父母も一緒にお祝いするのが一般的

初節句は、両家の祖父母も一緒にお祝いするのが一般的です。
できれば両家の都合を調整しながら、揃ってお祝いができると良いでしょう。

世代によっては、祖父母は当然参加するものだと思っている場合や、お祝いを用意して下さっている場合もあるので、関係にもよりますがもし都合上赤ちゃんと両親だけでお祝いすると決めた場合には、あらかじめその旨を伝えておくのがおすすめです。

また、祖父母が遠方に住んでいる場合や、仕事などでどうしても都合が合わない場合は、後日初節句の写真を贈るなどのフォローができると素敵です。
大切な赤ちゃんの一生に一度の初節句ですので、ご家族みんなで赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祝いしましょう。

初節句のお祝いの金額相場は？

初節句のお祝いの金額相場は、5,000円～10万円以上と幅があります。
お祝いに雛人形などの節句飾りを贈るかどうかによっても金額相場は異なり、人形を贈る場合は小さなものでも3万円前後から、本格的なものなら10万円以上になることもあります。

初節句に贈る雛人形や兜・こいのぼりの節句飾りは、慣習的には祖父母から贈られることが一般的でした。
現代でも、節句飾りを母方の実家、お祝いの料理の費用を父方の実家が負担する、など、決められている地域もありますが、お祝いを現金にして節句飾りの費用を折半したり、節句飾りは赤ちゃんの両親が購入して祖父母からはお祝い金のみ、のようなケースも増えてまいりました。

両家でどちらか一方に負担が偏るとお互いに気を遣ってしまう可能性もあるので、誰が人形を購入するのかは地域の風習もふまえながら家族であらかじめ相談しておくと安心です。

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日本の伝統的な文化を踏まえつつ、現代のライフスタイルに沿ったコンパクトな雛人形や兜飾りも取り揃えております。

この機会にぜひご覧いただけましたら幸いです。

※表示価格は2025年1月10日現在のものです。

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ご案内まで今しばらくお待ちくださいませ。

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