人日の節句(七草の節句)とは?1月7日になった理由や行事食をご紹介

人日の節句(七草の節句)とは?1月7日になった理由や意味など基礎知識をご紹介

1月7日は「人日(じんじつ)の節句」。
日本で昔から大切にされてきた五節句のひとつで、行事食として七草がゆをいただくことから、別名「七草の節句」とも呼ばれます。

こちらでは、人日の節句について、意味や七草がゆを食べる理由などをお伝えいたします。



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宮内庁御用達 漆器 山田平安堂
宮内庁御用達漆器山田平安堂
創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。




人日の節句とは?

「人日(じんじつ)」の節句」は、四季を彩る五節句のうち、一年で一番はじめの節句です。
ですが、3月3日の桃の節句や5月5日の端午の節句に比べると、あまり馴染みがないという方も多いかもしれませんね。

はじめに、人日の節句について、意味や行事食をご紹介します。

日本の五節句一覧
【1月7日】人日の節句(七草の節句)
【3月3日】上巳の節句(桃の節句)
【5月5日】端午の節句(菖蒲の節句)
【7月7日】七夕の節句(笹竹の節句)
【9月9日】重陽の節句(菊の節句)

五節句にはそれぞれ意味があり、無病息災や豊作、子孫繁栄を願って節句飾りを飾ったり行事食をいただいたりするのが習わしです。



人日(じんじつ)とは?

人日(じんじつ)とは、その名の通り「人の日」という意味です。
古代中国では、1日を「鶏の日」、2日を「犬の日」、3日を「羊の日」…というように、元旦からそれぞれの日ごとの動物をあてはめて占う風習があり、その日にはその動物を大切にして食べないという決まりがありました。

1月1日 … 鶏の日
1月2日 … 犬の日
1月3日 … 羊の日
1月4日 … イノシシの日
1月5日 … 牛の日
1月6日 … 馬の日
1月7日 … 人間の日
1月8日 … 穀物の日

7日目の「人の日」は、人間を大切にする日であることから、1月7日が「人日の節句」としてお祝いされるようになりました。
この日には、処刑が行われず、7種類の若菜を入れた「羹(あつもの・スープ)」を食べるという風習がありました。




無病息災を願って七草粥をいただく

人日の節句(七草の節句)には無病息災を願って七草粥をいただく

奈良時代に中国から「人日の節句」が日本に伝わると、もともと日本にあったお正月に若菜を摘む風習や、無病息災を願って七草がゆをいただく風習と混ざって、「1月7日に七草がゆをいただく」という現在の形になったと考えられています。

七草がゆに入れるのは春の七草である「せり・なずな・ごきょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」。
七草がゆは、冬に不足しがちなビタミンCを補ってくれたり、お正月にごちそうを沢山食べて疲れた胃をいたわってくれたりという理由で親しまれています。



人日の節句はなぜ1月7日?

3月3日の上巳の節句、5月5日の端午の節句、など、五節句の多くは同じ数字が重なる日なのに対して、なぜ1月だけ「1月1日ではなく1月7日なのだろう」と気になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
1月1日は一年のはじまりの日として別格におめでたい日のため、1月は別の日を節句にあてた、とする説が一般的です。
ちなみに1月1日には「お屠蘇(とそ)」と呼ばれる薬酒で邪気を祓う風習があります。



人日の節句に。山田平安堂の漆器をご紹介

宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、七草の節句とも呼ばれる「人日の節句」にふさわしい、七草がゆをもっと美味しくいただくための器をご用意しております。
ご家族の健康を願って囲む食卓を、より豊かなものにしていただけましたら幸いです。



ぼかしのグラデーションを楽しむ、漆器のめし椀

商品名:めし椀 桃・苔・藍
価格:11,000円(税込)


美しい色のグラデーションをお楽しみいただける、漆塗のめし椀です。
漆器のめし椀は、一般的なお茶椀に比べて断熱性が高いため、手にしたときに伝わる温度が優しいことが特徴です。
七草がゆの後には、いつものご飯をいただくお茶椀として毎日の食卓でご愛用下さいませ。

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軽く美しい「欅」でお作りした木目のめし椀

商品名:めし椀 欅
価格:8,250円(税込)


木目が美しい欅(けやき)でお作りしているめし椀。
驚くほど軽い持ち心地で、七草がゆを美味しくお召し上がりいただけます。
明るい色が魅力の「あかね」、もしくはシックな「黒」、揃えてお使いいただくのも素敵です。

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口にふれた瞬間に違いがわかる天然木スプーン

商品名:国産天然木スプーン
価格:8,800円(税込)


天然木からお作りしている漆塗のスプーンです。
口にふれたときのまろやかさをお楽しみいただけます。
木製のスプーンは熱をあまり伝導しないため、七草がゆやスープなど熱いお食事を召し上がる際におすすめしております。

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漆器 山田平安堂について

宮内庁御用達漆器山田平安堂について

1919年創業。宮内庁御用達を頂戴いたしました、先人達の伝統を大切にしつつ現代のライフスタイルに合い、オリジナリティーに富んだ新しい 漆器の提案を心掛けております。贈り物にもご自宅用にも、“思わず語ってしまいたくなるような器”をご提案させていただいております。



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