五月人形は次男にも用意する?共有やお下がりはNG?基礎知識と選び方のポイントをご紹介

端午の節句に男の子に贈る「五月人形」。
2人目の男の子の場合、「お兄ちゃんには五月人形を買ってあげたけど、この子にも用意してあげたほうがいいのかな?」と迷ってしまうご家庭も多いのではないでしょうか。
こちらでは、次男に贈る五月人形について、基礎知識や選び方のポイントなどをご紹介します。
ご家族みなさまにとって、賑やかで楽しい端午の節句となりますよう、参考にしていただけましたら幸いです。
この記事でわかること
- ・五月人形は次男にも用意すべき?
- ・五月人形のお下がりはNG?
- ・次男の五月人形を選ぶポイントは?
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
五月人形は次男にも用意したほうがいい?

長男がすでに五月人形を持っている場合、「飾る場所に困る」「家に2つあっても…」と躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし五月人形は基本的に「1人につき1体」が望ましいとされているため、できれば次男にも用意してあげることがおすすめです。
五月人形はその子どもの身代わり・お守り
兜や武者飾りといった五月人形は、強さやたくましさのシンボルであるとともに、子どもを厄災から身代わりとなって守ってくれる存在と考えられてきました。
五月人形を飾り物やインテリアととらえると、一家にひとつでいいようにも思いますが、本来の意味を考えると、五月人形は兄弟で共有するのではなく、それぞれに用意してあげられると良いでしょう。
厄を受け継ぐ「お下がり」もできれば避ける
お父さんが五月人形を持っている場合や、上のお兄ちゃんと年齢が離れている場合には、「お下がりを贈る」という方法もあるかもしれません。
しかし前述の通り、五月人形は子どもの身代わりとなって厄を引き受けてくれる役割があるため、お下がりは“厄を引き継ぐ”として縁起が悪いと考えられています。
次男が誕生したら、できれば新しい五月人形を用意してあげる、そしてお父さんやお兄ちゃんの五月人形と一緒に飾るのがおすすめです。
次男に贈る五月人形の選び方

ここからは、次男に贈る五月人形の選び方のポイントをご紹介します。
1人目の男の子のための五月人形とは、少し違った視点も必要となりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
長男と同じシリーズで揃える
一緒に飾った時のバランスを考慮するなら、長男と同じブランド(作家さん)の五月人形を選ぶのがおすすめ。
同じシリーズの色違いの兜飾りなどでしたら並べて飾ることで統一感が出せますし、少し成長した時にも不平等感を感じづらいというメリットもあります。
同じものが見つからない場合には、似たようなタイプの五月人形を選んでみるのも良いかもしれません。
コンパクトなタイプを選ぶ
次男に贈る五月人形には、コンパクトなものを選ぶのもおすすめです。
長男の五月人形に豪華な「鎧飾り」を贈っていただいた場合、さすがに次男に同じ大きさのものを用意するのは難しいという場合もあるのではないでしょうか。
最近はコンパクトな五月人形もいろいろな種類がありますので、楽しんで探してみましょう。
サイズが小さくなる分、デザインが豪華なものや、ディティールにこだわった五月人形を選ぶのがおすすめです。
違う形の五月人形を選ぶ
次男のための五月人形には、いっそ全く違った形のものを選ぶという方法もあります。
例えば長男に兜飾りを贈った場合には、次男には武者人形を選ぶなど、あえて違う形の五月人形を選ぶのも、飾り方にバリエーションが出てにぎやかになります。
一般的な「置き型」の五月人形のほかにも、壁からかけることができる五月人形や、少しカジュアルな五月人形など、お部屋のスペースや次男の雰囲気を踏まえながら検討してみましょう。
兄弟で共有する場合は「名前旗」という選択肢も

五月人形はそれぞれに用意したほうが望ましいことは分かっていても、現実的には飾る場所や予算の兼ね合いから、兄弟で共有するという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時には、兄弟それぞれに名前旗を用意してあげるのもおすすめです。
名前旗はお子様の名前を大きく書いたもので、五月人形の隣に飾ります。
五月人形ほどかさばりませんし、見た目も豪華になります。
お子様のお名前が書いてあることで、「自分のもの」という雰囲気を作ることもできるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
次男の五月人形は誰が買う?

次男の五月人形は、どちらかの祖父母、もしくは両親が購入するのが一般的です。
昔は五月人形は、母方の実家が用意すると決まっていた地域もありますが、現代では折半するパターンも多く、誰が用意するものとあらかじめ決められていない場合がほとんど。
それぞれの家庭の状況を考慮しながら、両家で話し合い、誰が購入するのか決められると良いでしょう。
例えば長男には父方の実家が五月人形を贈ったから次男には母方の実家が贈る、もしくは両家から現金でお祝いをもらって購入する、など、自分たちに合った方法で五月人形を選んであげましょう。
次男の初節句のお祝いに。山田平安堂の漆器ギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、2人目の男の子の初節句に贈りたいギフトを多数ご用意しております。
マンションやアパートなどの限られたスペースでも飾りやすい、コンパクトな兜飾りをはじめ、金蒔絵でお名前をお入れする名前旗や、内祝いには老舗和菓子とのセットギフトもおすすめしております。
現代のライフスタイルに沿いつつ、伝統を感じられるような本格的な品を揃えておりますので、ぜひご覧いただけましたら幸いです。
※表示価格は2025年2月25日現在のものです。
伝統工芸を身近に楽しむコンパクトな五月人形
商品名:兜 ステージ 隅金
価格:104,500円(税込)
吉徳大光監修の兜飾りと、平安堂の漆器舞台のセットです。
マンションのお部屋にも飾りやすいコンパクトな作りながら、ひとつひとつ手作業で丁寧に作られた職人技が感じられる兜飾りと、モダンな漆器の組み合わせをお楽しみいただけます。
次男の初節句に、コンパクトな五月人形をお探しの方におすすめです。
大切なお名前を金蒔絵で描く名前旗
商品名:名前旗 端午の節句
※2025年端午の節句お届け分は受付を終了いたしました
価格:44,000円(税込)
お子様のお名前を伝統工芸・金蒔絵でお入れする名前旗。
布製の一般的な名前旗に比べて、汚れにくく、お手入れが簡単という特徴がございます。
男の子のお守りとなってくれる「兜」「破魔弓」を描いておりますので、五月人形の代わりに次男に贈る節句飾りとしてもおすすめです。
タペストリーのように飾れるからコンパクトな五月人形
商品名:飾り扇 兜
価格:33,000円(税込)
縁起の良い扇面に、伝統工芸「蒔絵」で五月人形の兜と菖蒲の花を描きました。
プレートとしてコンパクトに飾ることができますため、長男と次男で違った形の五月人形を飾りたいという方におすすめです。
器で楽しむ端午の節句。兜を描いた名入れベビー小椀
商品名:蒔絵名入れ付き小椀 こいのぼり・かぶと
価格:16,500円(税込)
この季節限定でご用意している、端午の節句絵柄のベビー小椀です。
伝統工芸「蒔絵(まきえ)」にて、職人が一点一点お子様のお名前をお入れしてお届けいたします。
次男の初節句に、「五月人形を飾る場所はないけれど、なにか端午の節句らしいものを買ってあげたい」という方におすすめです。
親子のこいのぼりが仲良く泳ぐ「こいのぼりプレート」
商品名:こいのぼり皿
価格:5,500円(税込)~
サイズの違うこいのぼりのプレート。
平たくお作りしておりますので、赤ちゃんの時は寝相アートとして並べて写真を撮ったり、成長したら取り皿として使ったりと、さまざまな使い方で楽しんでいただけます。
次男の初節句の記念品としてもいかがでしょうか。
端午の節句限定重箱×和菓子たっぷり詰め合わせギフトセット
商品名:一ヶ重 こいのぼり(老舗和菓子セット)
価格:9,350円(税込)
平安堂の端午の節句限定重箱に、赤坂青野の人気銘菓を詰め合わせてお届けするギフトセットです。
赤坂青野の看板商品である、芳醇なきなこをたっぷり味わえる「赤坂もち」や、おかめとひょっとこの形のもなかなど、縁起の良い和菓子をお選びしております。
次男の五月人形を祖父母様が贈ってくださった場合の内祝いの品としてご好評です。