白檀塗り
<左の写真上部(茶色部分)を指す技法>
は銀箔などの上を塗ることで独特の、
深みのある「 飴色 」が
表現される技法のことを言います。
その名称の由来は漆が透けて現れる箔絵の
色合いが、あのお香としても有名な白檀の
香木に似ているためなのだとか。
他の塗料ではなかなか表現できず、また、
手間をかけることにより、大変特徴ある
仕上がりとなります。
深みのあるあめ色は時が経つと共に
鮮やかに発色していきます。
その飴色は塗り上がったばかリの時は
黒に近い深いお色ですが、
繰り返し使って頂く度に
その色は徐々に鮮やかに発色していき、
あなただけの色合いに…。
毎回違った表情でおもてなししてくれると思うと
おもてなしがますます楽しみになってしまいそうですね。
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